コストコガレージでバイクを保管する全手順|5万円台から選べる4モデルの価格・サイズ比較

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「バイクの保管場所、どうしよう…」と悩んでいるなら、コストコガレージという選択肢が意外と頼りになります。コストコで売っている屋外物置やキャノピーは、5万円台〜21万円台で手に入り、バイク専用ガレージと比べると半額以下のものもあります。ただし、バイク保管に使うには床の補強や防犯対策など「買っただけでは終わらない」準備が必要です。この記事では、コストコガレージでバイクを保管するために知っておきたいモデル選び・サイズ計算・防犯対策・カスタム方法まで、まるごと解説します。

📌 この記事でわかること

・コストコガレージでバイク保管に使える全4モデルの価格・サイズ比較
・バイクのサイズ別に必要なガレージの広さの目安
・防犯・床補強・換気など、バイク保管用にカスタムするポイント
・コストコガレージと専用バイクガレージの違いとデメリット

\屋外で使える頑丈な収納ボックスが人気/

目次

コストコガレージがバイク保管に選ばれる3つの理由

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バイク専用ガレージの半額以下で手に入る価格設定

コストコガレージがバイク保管用として注目される最大の理由は、価格の安さです。バイク専用ガレージ(デイトナ・イナバなど)は本体だけで30万〜60万円、基礎工事を含めると80万円を超えることも珍しくありません。一方、コストコの屋外物置は約13万〜21万円、テント型キャノピーなら約5万円台で購入できます。SR400やXSR900を1台保管するだけなら、20万円前後の物置タイプで十分な広さが確保できます。ただし、コストコガレージは「バイク専用」として設計されたものではないため、そのままでは床の耐荷重やセキュリティに不安が残ります。価格だけで飛びつくと、追加の改造費用がかかって結局割高になるケースもあるので、トータルコストで考えることが大切です。

組み立てが自分でできるDIY仕様

コストコで売っている物置・ガレージは、基本的にDIY組み立てを前提とした設計です。LIFETIME製の物置は樹脂パネルをボルトで組み上げる方式で、大人2人なら半日〜1日で完成します。基礎工事が不要なモデルが多く、コンクリートブロックやタイルの上に設置するだけで使い始められます。業者に依頼する組み立て工賃(3万〜8万円)を節約できるのは、DIY好きなライダーには大きなメリットです。注意点として、水平な地面が必須で、傾斜がある庭にはそのまま置けません。また、1人での組み立てはパネルの保持が難しく、特に屋根の取り付けで苦労するので、必ず2人以上で作業してください。

会員制だからこそ在庫限りの特価品に出会える

コストコは会員制ウェアハウスのため、一般のホームセンターとは仕入れルートが異なります。シーズン終わりや在庫入れ替え時には、通常20万円台のガレージが15万円台に値下げされることもあります。オンラインショップでは見つからないモデルが倉庫店の店頭にだけ並んでいるケースもあり、実店舗をチェックする価値があります。ただし、在庫がなくなれば次の入荷は未定ということも多く、「あとで買おう」と思っていたら消えていたという声は少なくありません。バイク用のガレージを探しているなら、コストコの倉庫店に行った際にガレージ・屋外用品コーナーを毎回チェックする習慣をつけるのがおすすめです。

コストコガレージでバイク向きの全4モデルを価格・サイズで比較

LIFETIME 7×12フィート屋外物置|大型バイク+作業スペースが取れる最大モデル

LIFETIME製の7×12フィート(約213×366cm)物置は、コストコで買えるバイク向きガレージの中で最大サイズです。価格は約209,800円。内部の有効スペースは約200×350cmで、SR400(全長2,085mm×全幅745mm)なら余裕をもって収納でき、横に工具棚やメンテナンス用品を置くスペースも確保できます。高密度ポリエチレン製の壁パネルは錆びず、紫外線にも強い素材です。床面の耐荷重は1平方メートルあたり約300kgなので、バイク1台(SR400で約175kg、XSR900で約195kg)の重量には問題なく対応します。デメリットは、設置に約3.7×2.5mの敷地が必要で、住宅街の狭い庭には収まらない場合がある点です。搬入時の段ボールも大きく、軽トラックか1.5tトラックでの運搬が必要になります。

🏍 スペック情報

商品名 LIFETIME 7×12フィート屋外物置
メーカー LIFETIME Products(米国)
価格帯 約209,800円
外寸 約213×366×244cm(幅×奥行×高さ)
素材 高密度ポリエチレン+スチールフレーム
特徴 錆びない樹脂壁、天窓付き、DIY組み立て対応

KETER 7.5×9フィート屋外物置|中型バイク1台にちょうどいいサイズ感

KETER製の7.5×9フィート(約228×274cm)物置は、価格約209,800円でLIFETIMEと同価格帯ですが、奥行きが約90cm短いのが特徴です。内部の有効スペースは約215×260cmで、250cc〜400ccクラスのバイク1台を入れて、左右に30cm程度の余裕が取れます。KETER製品はイスラエルのメーカーで、樹脂成形の精度が高く、パネル同士の嵌合がしっかりしています。組み立ては説明書通りに進めれば大人2人で4〜6時間程度。デメリットは、XSR900(全長2,075mm)クラスの大型バイクだと奥行き方向のゆとりが少なく、ハンドルを切った状態でギリギリになること。バイクの出し入れにストレスを感じるようなら、ひと回り大きいLIFETIMEを選んだほうが後悔しません。

SUNCAST 6×5フィートモダン物置|原付・小型バイク向けのコンパクト物置

SUNCAST製の6×5フィート(約183×152cm)物置は約139,800円と、コストコの物置ラインナップではもっとも手頃な価格帯です。ただし、内寸は約170×140cmしかなく、中型バイク以上を入れるには狭すぎます。原付スクーター(全長1,700mm前後)でもハンドル幅を考えるとギリギリで、125ccクラスのPCX(全長1,935mm)は物理的に入りません。用途としては、ヘルメットやジャケット、工具類、ケミカル用品の保管庫として使うのが現実的です。バイクと同時にSUNCASTを購入して「バイクはキャノピー、用品はSUNCAST」と分ける使い方をしているライダーもいます。

スチールフレームキャノピー(ガレージテント)|5万円台で手に入る簡易カーポート

スチールフレームキャノピーは約51,900円で、コストコガレージの中でもっとも安い選択肢です。サイズは約3×6m(10×20フィート)で、バイク2〜3台を並べて置ける広さがあります。スチールバーに粉体塗装が施されており、カバーはUV耐性のポリエチレン製です。雨・直射日光からバイクを守る目的なら十分に機能します。ただし、壁がないため横殴りの雨や砂埃には無防力で、防犯性はゼロに等しいのが大きなデメリットです。耐久性も3〜5年が目安で、シートの劣化や破れが発生したら交換(シートのみで約1万〜2万円)が必要です。「雨ざらしよりはマシ」というレベルの簡易保管と割り切って使うなら、コストパフォーマンスは高いです。

比較項目 LIFETIME 7×12 KETER 7.5×9 SUNCAST 6×5 キャノピー
価格(税込目安) 209,800円 209,800円 139,800円 51,900円
外寸(幅×奥行) 213×366cm 228×274cm 183×152cm 300×600cm
中型バイク収納 ○(余裕あり) ○(ぴったり) × ○(壁なし)
大型バイク収納 △(ギリギリ) × ○(壁なし)
防犯性 △(鍵追加要) △(鍵追加要) ×
耐久性 10年以上 10年以上 10年以上 3〜5年

バイクを入れるときのサイズ選びのコツ

バイクを入れるときのサイズ選びのコツの解説画像

バイクの全長+60cm・全幅+40cmが快適ラインの目安

コストコガレージにバイクを入れるなら、「バイクの全長+60cm」「全幅+40cm」を最低限の内寸として考えてください。SR400は全長2,085mm×全幅745mmなので、必要な内寸は奥行き約269cm×幅約115cmが目安です。この余裕があれば、バイクを押して出し入れするときにハンドルやミラーが壁にぶつかりにくくなります。LIFETIME 7×12フィートなら内寸約200×350cmで、幅方向は十分ですが、バイクを斜めに入れると壁との接触リスクが上がります。購入前にバイクの寸法を実測し、ハンドルをフルロックに切った状態の最大幅(SR400で約850mm)も確認しておくと失敗を防げます。

天井高は最低200cm|ハンドルを持って押し入れるために必要

意外と見落としがちなのが天井高です。バイクをガレージに入れるとき、ライダーはハンドルを持って中腰で押し歩きをします。身長170cmの人がヘルメットなしで押し入れる場合、最低でも200cmの天井高がないと頭をぶつけます。LIFETIME 7×12フィートの高さは約244cmなので問題ありませんが、SUNCASTのコンパクトモデルは軒高が低く、入口の高さが180cm程度のものもあります。また、ガレージ内でバイクにカバーをかけたり、タンクバッグを外したりする作業を考えると、頭上に30cm以上の余裕があると快適です。購入前に内部の有効高さ(梁の下端まで)を必ず確認してください。

入口の幅と段差|バイクの出し入れで最もストレスになるポイント

ガレージの内部がどれだけ広くても、入口が狭ければバイクの出し入れは苦行になります。コストコの物置型ガレージの多くは観音開きドアで、開口幅は約130〜160cm程度です。SR400のハンドル幅(約745mm)なら通りますが、アドベンチャーバイクのように幅広ハンドルガード付きの車種は要注意です。もう一つ気をつけたいのが入口の段差。物置タイプは床面が地面より5〜10cm高くなっていることが多く、200kg近いバイクを段差越えさせるのは重労働です。ホームセンターで売っているアルミスロープ(幅30cm×長さ90cm、約3,000〜5,000円)を入口に設置すると、出し入れが格段に楽になります。

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💡 ライダーメモ

コストコガレージにバイクを入れるとき、ミラーを折りたたんだ状態の全幅も測っておくと安心です。SR400の可倒式ミラーなら全幅を約60cm程度まで縮められるので、狭い入口でもスムーズに出し入れできます。

バイクを守る防犯対策5つ

純正の南京錠だけでは不十分|ディスクロック+チェーンロックの二重対策

コストコの物置に付属する鍵は、南京錠用の穴が空いているだけのシンプルな構造です。市販の南京錠(1,000〜3,000円程度)を取り付けることはできますが、ボルトカッターで簡単に切断されるリスクがあります。バイク盗難対策として信頼性が高いのは、ディスクロック(ABUS Granit Detecto X-Plus:約15,000円前後)とチェーンロック(キタコ ウルトラロボットアームロック:約12,000円前後)の併用です。ディスクロックはブレーキディスクに直接取り付けてホイールの回転を止め、チェーンロックはフレームと地面のアンカーを繋いで持ち去りを防ぎます。ガレージの中に入れていても、プロの窃盗団はガレージごと破壊するケースがあるので、ガレージ=安全とは考えないでください。

地面アンカーの設置で「持ち去り」を物理的にブロック

チェーンロックの効果を最大化するには、地面にアンカーボルトを打ち込んでチェーンの固定点を作ることが重要です。コンクリート床なら、ケミカルアンカー(約2,000円)+アンカープレート(約5,000〜8,000円)で施工できます。DIYに慣れていれば振動ドリルとハンマーで1時間程度の作業です。砂利や土の上にコストコガレージを設置している場合は、コンクリート平板(60×60cm、約2,000円)を床面に敷いてからアンカーを打つ方法もあります。アンカーの位置はバイクのフレーム下部に合わせ、チェーンの長さが最短になるように配置するのがコツです。チェーンが長いと工具を入れるスペースを与えてしまいます。

防犯カメラとセンサーライトの組み合わせが抑止力になる

物理ロックに加えて、防犯カメラとセンサーライトを設置すると抑止力が大幅に上がります。屋外用の防犯カメラはTP-Link Tapo C320WS(約6,000円前後)やSwitchBot屋外カメラ(約5,000円前後)など、Wi-Fi接続でスマホに通知が届くモデルが手頃です。センサーライトはソーラー充電式(約2,000〜3,000円)なら電源工事不要で、ガレージの入口上部に取り付けるだけで使えます。カメラはガレージの入口と、敷地の侵入経路の2箇所に設置するのが理想ですが、予算が限られるならガレージ入口の1台だけでも効果はあります。注意点として、防犯カメラは隣家のプライバシーに配慮した画角設定が必要です。

⚠️ 知っておきたい注意点

コストコガレージの壁は樹脂パネルやポリエチレンシートなので、バール1本で破られるリスクがあります。ガレージの施錠だけで安心せず、バイク本体のロック(ディスクロック+チェーンロック)は必ず併用してください。ガレージは「見えなくする」効果はありますが、「侵入を防ぐ」ものではありません。

GPS トラッカーを仕込んでおけば盗難後の追跡ができる

万が一盗まれた場合に備えて、GPSトラッカーをバイクに取り付けておく方法もあります。Apple AirTag(約4,000円前後)はバッテリー交換式で、シート下やサイドカバー内に隠しておけます。より高精度な追跡が必要なら、バイク専用GPSトラッカーのMonimoto 7(約25,000円+月額約700円)は振動検知+GPS追跡で、バイクが動かされた瞬間にスマホに通知が届きます。AirTagは安価ですが、Apple端末が近くにないと位置更新されない弱点があり、人気のない場所に運ばれると追跡が途切れることもあります。予算に余裕があればMonimotoのような専用機器のほうが確実です。

バイク用カスタム|床・換気・電源の整え方

バイク用カスタム|床・換気・電源の整え方の解説画像

床面の補強はOSB合板+ゴムマットが定番の組み合わせ

コストコの樹脂製物置は床面が薄いプラスチックパネルのため、サイドスタンドやセンタースタンドの接地面に荷重が集中すると凹みや割れのリスクがあります。対策として、OSB合板(12mm厚、約1,500円/枚)を床全面に敷き、その上にゴムマット(厚さ5mm、約2,000円/枚)を重ねる方法が定番です。OSB合板は荷重を分散し、ゴムマットはオイルや燃料の染み込みを防ぎます。SR400の車重約175kgがサイドスタンドの接地面(約3×5cm)に集中すると、1平方センチメートルあたり約12kgの圧力がかかります。合板なしの樹脂パネルではこの圧力に耐えられず、半年〜1年で床面がへこんでくるので、入居前の床補強は必須です。

換気口の追加で結露とカビを防ぐ

密閉度の高い樹脂製物置は、夏場の内部温度が外気より10〜15℃高くなることがあります。温度差で結露が発生し、バイクのタンクやフレームに水滴がつくと錆の原因になります。対策として、壁面の上部と下部にそれぞれ換気口(ガラリ)を追加するのが効果的です。ホームセンターで売っているステンレス製換気口(100mm径、約800円)を壁パネルにホールソーで穴を開けて取り付けます。上下2箇所に設置すれば自然対流で空気が循環し、結露を大幅に減らせます。穴を開ける際は雨水の侵入を防ぐために、外側にフード付きタイプを選び、シーリング材(約500円)で周囲を防水処理してください。

電源の引き込みで充電器やLED照明が使える

コストコガレージにコンセントを引き込めば、バッテリー充電器(オプティメイト4:約12,000円前後)を常時接続したり、LED照明で夜間作業ができるようになります。自宅の外壁コンセントから防雨型延長コード(約2,000円)で引き込む方法が最も手軽で、工事不要です。より本格的にやるなら、屋外用VVFケーブルをPF管で保護して地中埋設し、ガレージ内にコンセントと照明を設置する方法もありますが、電気工事士の資格が必要な作業になります。資格がない場合は、電気工事業者に依頼すると3万〜5万円程度で施工してもらえます。ソーラーパネル+ポータブル電源という選択肢もありますが、充電器の常時接続には出力が不安定なので向きません。

📌 押さえておきたいポイント

コストコガレージをバイク用にカスタムする費用の目安は、床補強(約5,000円)+換気口(約3,000円)+電源引き込み(約2,000〜50,000円)+防犯(約20,000〜40,000円)で、合計3万〜10万円程度。本体価格と合わせたトータルコストで予算を組んでおくと、「思ったより高くついた」という失敗を防げます。

入れるデメリットと失敗パターン

失敗パターン1:サイズを測らずに購入して入らなかった

コストコガレージでバイク保管を始めた人が最もよくやる失敗が、「スペック上の外寸だけ見て買ったら、実際にはバイクが入らなかった」というケースです。物置の外寸と内寸には壁の厚み分(片側3〜5cm、両側で6〜10cm)の差があり、さらに棚受けやレールが内側に出っ張っていることもあります。KETER 7.5×9フィートは外寸228×274cmですが、内寸は215×260cm程度で、全長2,100mm超のバイクだとハンドルを真っ直ぐにしないと入りません。対策は単純で、購入前にバイクの全長・全幅・ハンドルフルロック時の最大幅を実測し、ガレージの「内寸」と照らし合わせること。外寸ではなく内寸で判断するのが鉄則です。

失敗パターン2:床補強を省いてサイドスタンドで床が凹んだ

「とりあえず置くだけだから」と床補強を省略した結果、半年後にサイドスタンドの設置面がガッツリ凹んでしまったという失敗もよく聞きます。特に夏場は樹脂パネルが熱で軟化しやすく、30℃を超える日が続くとバイクの重さで床面が変形するリスクが高まります。一度凹んだ床は元に戻せないため、最初から合板を敷くのが正解です。OSB合板2枚+ゴムマットで約5,000円程度の出費なので、ここをケチると物置ごと買い替えるはめになりかねません。サイドスタンドの下にスタンドパッド(約500〜1,000円)を追加で置くとさらに安心です。

固定資産税と建築確認|10平方メートル超は届出が必要になる場合がある

意外と知られていないけれど、コストコの大型物置を設置するときに注意したいのが建築基準法と固定資産税の問題です。床面積が10平方メートルを超える建築物を増築する場合、防火地域・準防火地域では建築確認申請が必要になります。LIFETIME 7×12フィート(約213×366cm=約7.8平方メートル)は10平方メートル未満ですが、基礎をコンクリートで固定すると「定着物」と判断されて固定資産税の対象になる可能性があります。コンクリートブロックの上に載せるだけ(簡易基礎)なら「随時移動可能な工作物」として課税対象外になるケースが多いですが、自治体によって判断が分かれます。設置前に市区町村の建築指導課に確認しておくと安心です。

Q. コストコガレージを設置するのに建築確認申請は必要?
A. 床面積10平方メートル以下で、防火地域・準防火地域以外であれば、原則として建築確認申請は不要です。ただし、コンクリート基礎で完全に固定すると「建築物」扱いになる場合があります。コストコの物置はコンクリートブロック上に載せる簡易基礎が推奨されており、この方式なら多くの自治体で申請不要と判断されます。不安な場合は設置前に地元の建築指導課に相談してください。

台風・強風時の転倒リスクと対策

コストコの樹脂製物置は、スチール製のバイク専用ガレージと比べると軽量で風の影響を受けやすい構造です。LIFETIME 7×12フィートの本体重量は約200kg前後ですが、壁面積が大きいため台風の強風(風速30m/s以上)で横転した事例が報告されています。対策としては、物置の四隅をL字アンカー(約800円×4個)で地面に固定する方法が有効です。コンクリート床ならケミカルアンカーで直接固定、土の上なら螺旋杭(スクリューアンカー:約1,500円×4個)を打ち込んで固定します。バイクが入った状態で転倒すると、バイクの修理費用がガレージ代を上回る被害になるので、固定作業は設置日に必ず済ませてください。

ガレージ以外でバイクを保管する選択肢との比較

バイク専用ガレージ(デイトナ・イナバ)との違い

バイク専用ガレージは「バイクを入れること」を前提に設計されているため、コストコガレージとは使い勝手が根本的に異なります。デイトナのバイクガレージ(DBG-1730L:約298,000円)は開口部が広く、スロープ付きでバイクの出し入れがスムーズです。床面はスチール製で耐荷重に不安がなく、標準で換気口も装備。施錠もシリンダー錠で南京錠より防犯性が高いです。一方、コストコガレージのLIFETIME 7×12フィート(約209,800円)は約9万円安い代わりに、スロープ・換気口・バイク向け床面は自分で整える必要があります。「安く済ませたいけど手間はかけられる」ならコストコ、「手間なく安心して保管したい」なら専用ガレージ、という棲み分けです。

月極バイクコンテナとのコスト比較|2年でコストコガレージが逆転する

月極のバイク収納コンテナ(ハローストレージ、加瀬のバイクボックスなど)は、月額8,000〜15,000円で借りられます。初期費用を抑えられるメリットがありますが、年間で96,000〜180,000円、2年で192,000〜360,000円のランニングコストがかかります。コストコガレージのLIFETIME 7×12フィート(約209,800円)+カスタム費用(約5万円)で合計約26万円と仮定すると、月額1万円のコンテナなら約2年2ヶ月で元が取れる計算です。自宅の敷地にガレージを置けるスペースがあるなら、長期的にはコストコガレージのほうが経済的です。ただし、引っ越しの可能性がある人や賃貸住まいの人は、月極コンテナのほうが柔軟に対応できます。

バイクカバー+ロックだけの簡易保管とどこまで差が出るか

「ガレージなんて大げさだ、カバーで十分では?」という意見もあります。バイクカバー(レイト商会 ロータスRC:約8,000〜12,000円)+チェーンロック(約12,000円)なら、合計2万円程度で保管環境を整えられます。ただし、カバー保管は紫外線による樹脂パーツの劣化、雨水による各部の錆、結露によるタンク内の水分混入といったリスクを完全には防げません。2〜3年でシートやグリップの劣化が目に見えて進み、リペア費用が積み重なります。ガレージ保管なら直射日光・雨・結露からバイクを守れるため、外装パーツの寿命が大幅に延びます。「毎日乗るから劣化は気にしない」という人ならカバーで十分ですが、週末ライダーで保管時間が長いなら、ガレージの恩恵は大きいです。

コストコガレージのメリット コストコガレージのデメリット
専用ガレージの半額以下で購入可能
DIYで組み立てでき工賃を節約できる
バイク以外の収納にも使える汎用性
樹脂製で錆びず10年以上の耐久性
床補強・換気口・スロープは自分で追加が必要
防犯性が低く、ロックの併用が必須
大型モデルは設置スペースの確保が課題
台風対策のアンカー固定が必要

まとめ|コストコガレージでバイクを快適に保管するために押さえるべきこと

コストコガレージは、バイク専用ガレージと比べて価格が半額以下で手に入る、コストパフォーマンスの高い保管方法です。ただし「買って置くだけ」では快適に使えず、床補強・防犯・換気・スロープといったカスタムを加えて初めてバイクガレージとして機能します。トータルコストでも月極コンテナより長期的に安くなるケースが多いので、自宅に設置スペースがあるなら検討する価値は十分にあります。

この記事のポイントをまとめます。

  • コストコガレージでバイク向きのモデルは4種類。中型〜大型バイクにはLIFETIME 7×12フィート(約209,800円)が最適
  • バイクの全長+60cm・全幅+40cmの内寸を確保できるモデルを選ぶ
  • 床面はOSB合板+ゴムマットで補強しないと、サイドスタンドで凹むリスクがある
  • 防犯はガレージの施錠だけでは不十分。ディスクロック+チェーンロック+地面アンカーの三重対策が推奨
  • 換気口を追加して結露を防がないと、タンクやフレームの錆の原因になる
  • 10平方メートル以下・簡易基礎なら建築確認申請は原則不要だが、自治体に確認が安全
  • 月極コンテナ(月額1万円)との比較では、約2年でコストコガレージのほうが経済的になる

まずは自宅の設置予定スペースを測り、バイクの全長・全幅と照らし合わせて対応するモデルを絞り込むところから始めてみてください。コストコのオンラインストアや倉庫店で在庫をチェックしつつ、床補強材や防犯グッズもあわせてリストアップしておくと、届いたその日からスムーズにガレージ化を進められます。

※価格・仕様は変動する場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

ヤマハSR・XSRシリーズを中心に、ヘルメット・バイクウェア・カスタムパーツ・ツーリング情報を発信するバイクメディアです。スペック・価格・使用感を具体的な数値で比較し、バイク選びやギア選びに役立つ情報をお届けしています。

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