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XSR900アンダーカウルおすすめ7選を素材別に比較|取り付け方法と失敗しない選び方も

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XSR900にアンダーカウルを付けたいけれど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない——そんな悩みを持つオーナーは少なくありません。素材だけでもFRP・カーボン平織・カーボン綾織・ABS樹脂と4種類あり、価格帯は2万円台から9万円超まで幅広く分かれます。さらに、2022年以降のRN80型と旧型RN46Jではフレーム形状が異なるため、年式を間違えると取り付けすらできません。この記事では、XSR900アンダーカウルの主要7製品を素材・価格・取り付け難易度で比較し、失敗しない選び方から日常の手入れ方法まで一気にまとめました。

📌 この記事でわかること

・XSR900アンダーカウルの素材別メリット・デメリットと価格帯の目安
・主要メーカー7製品のスペック比較と選び方のポイント
・DIY取り付けに必要な工具とショップ依頼時の工賃相場
・年式違い・マフラー干渉など、購入前に確認すべき注意点

目次

XSR900にアンダーカウルを装着する3つのメリット|見た目だけじゃない機能面の変化

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エンジン下の「むき出し感」が消えて車体の塊感が一段上がる

XSR900はネオクラシックらしいシンプルなデザインが魅力ですが、エンジン下部がそのまま露出しているため、横から見たときにスカスカした印象を受けるオーナーもいます。アンダーカウルを装着すると、エンジン・エキパイ・フレーム下端を一枚の面で覆えるので、サイドビューに「塊感」が生まれます。特にカーボン素材を選ぶと、レーシーなアクセントが加わってカフェレーサー寄りのスタイリングに仕上がります。街乗りメインでも見た目の変化は大きく、カスタムの第一歩としてコストパフォーマンスが高いパーツです。ただし、車体色との相性は事前にチェックしておきましょう。マットグレーのボディにグロスカーボンを合わせると質感の差が目立つことがあります。

飛び石・泥はね・雨天走行からエンジン下部を守れる

アンダーカウルの機能面で見逃せないのが、エンジン下部のプロテクション効果です。高速道路では前走車が巻き上げた小石がエンジンケースに当たることがありますし、雨天走行後にはエキパイの根元に泥が固着して掃除が面倒になります。アンダーカウルがあれば、これらの汚れや飛来物を面で受けるため、エンジンケースの傷やオイルパンへのダメージリスクを減らせます。ツーリングで峠道や林道脇の細い道に入るライダーには特に恩恵が大きいパーツです。ただし、アンダーカウル自体に傷や汚れが付くのは避けられないので、カーボン製を選ぶ場合は小傷の補修方法も頭に入れておく必要があります。

高速走行時の整流効果はどの程度あるのか

「アンダーカウルで空力が変わるのか?」という疑問は多いですが、結論から言えば体感できるレベルの変化は限定的です。エンジン下部を覆うことでフロントタイヤが巻き上げる空気の乱れをわずかに抑えられますが、XSR900はネイキッドなので上半身に受ける風圧がそもそも大きく、アンダーカウル単体で劇的な変化は期待しづらいのが正直なところです。ワイズギアの純正アクセサリーカタログでも「整流効果」を機能として挙げていますが、これはフルカウル車のような大幅な空力改善ではなく、あくまで補助的な位置づけと考えるのが現実的です。整流効果よりも見た目の変化とプロテクション効果を主目的に選ぶほうが、購入後の満足度は高くなります。

💡 ライダーメモ

意外と知られていないけれど、アンダーカウルはエンジン熱の排出経路にも影響します。真夏の渋滞でエンジン下部の熱がこもりやすくなるケースがあるため、開口部の大きさやスリット形状は購入前にチェックしておくと安心です。

XSR900アンダーカウルの素材は4種類|価格・重量・質感を比較する

FRP(黒ゲル仕上げ)は2万円台から手が届くコスパ重視の定番

FRP(繊維強化プラスチック)の黒ゲルコート仕上げは、XSR900アンダーカウルのなかで最も手が届きやすい素材です。才谷屋ファクトリーのFRP黒ゲル仕上げモデルは2万円台後半〜3万円台前半で購入でき、カーボン製の半額以下に収まります。重量はカーボンよりやや重く、同形状の製品で比較するとおよそ200〜400g程度の差があります。表面はゲルコートのツヤがあるものの、カーボンのような織り目模様はないため、見た目はシンプルです。塗装して車体色に合わせたいライダーにはFRPが向いています。デメリットは経年で紫外線によるゲルコートの褪色が起きやすいこと。屋外保管が多いなら、UV対策のクリア塗装を上から吹いておくと寿命が延びます。

カーボン平織は軽さとレーシーな見た目を両立する人気素材

カーボン平織(1K・3K)はXSR900アンダーカウルで最も人気のある素材です。マジカルレーシングの平織カーボンモデルは4万円台後半〜5万円台で、FRPより1〜2万円高くなりますが、重量はFRP比で約20〜30%軽くなります。平織の特徴は、縦横の繊維が均等に交差した「チェッカー柄」のような模様で、レーシーで主張の強い見た目です。XSR900のブラック系ボディとの相性がよく、カスタム感を出したいオーナーに支持されています。注意点は、クリアコートの厚さがメーカーによって異なること。薄いクリアだと紫外線で白濁しやすいため、屋外保管中心のオーナーはメーカーのコーティング仕様を確認しましょう。

カーボン綾織はしなやかな光沢で高級感を求めるオーナー向け

カーボン綾織(ツイル)は、繊維が斜めに交差する「ヘリンボーン」のような模様が特徴です。平織と比べて表面の凹凸が少なく、光を受けたときの反射がなめらかで上品な印象を与えます。価格は平織より5,000〜10,000円ほど高くなり、才谷屋ファクトリーの綾織カーボンモデルは5万円台〜6万円台が相場です。強度面では平織と大きな差はありませんが、綾織のほうが曲面への追従性がやや高いため、複雑な形状のカウルでは成形精度が上がる傾向があります。XSR900のシルバー系やダークグレー系のボディカラーと組み合わせると、上品なカスタムに仕上がります。デメリットは価格帯が高めなことと、傷が付いたときに平織より模様のズレが目立ちやすいことです。

ABS樹脂(純正系アクセサリー)は耐久性とフィット精度が強み

ワイズギアなどヤマハ純正系アクセサリーに使われるABS樹脂は、耐衝撃性と耐候性のバランスに優れた素材です。カーボンやFRPほど軽くはありませんが、割れにくく、純正品ならではのフィッティング精度の高さが最大の利点です。ワイズギアのXSR900GP用アンダーカウルキットは税込91,850円と高価格帯ですが、取り付けボルト類がすべて付属し、サービスマニュアルに準拠した設計なので「ポン付け」できる安心感があります。通勤や通学で毎日乗るライダーには、多少重くても耐久性の高いABS樹脂が向いています。注意点として、ワイズギアのXSR900GP用キットはサイドプロテクターやエンジンプロテクターとの同時装着ができないため、立ちゴケ対策パーツとの併用を考えているなら事前確認が必要です。

比較項目 FRP黒ゲル カーボン平織 カーボン綾織 ABS樹脂(純正系)
価格帯 2万〜3万円台 4万〜5万円台 5万〜6万円台 5万〜9万円台
軽さ
耐久性
見た目の高級感
塗装カスタム ◎(塗装向き) ×(模様を活かす) ×(模様を活かす)

※バイク乗りのミーティング調べ(2026年5月時点の主要メーカー製品を比較)

XSR900アンダーカウルおすすめ7製品|価格帯と素材で選ぶ

XSR900アンダーカウルおすすめ7製品|価格帯と素材で選ぶの解説画像

ワイズギア アンダーカウルキット(XSR900GP用)──純正ならではのフィット精度で選ぶ

ワイズギアのアンダーカウルキットはヤマハ純正アクセサリーとして2026年1月に発売された製品です。品番はQ5KYSK147R02で、カラーはブラックとホワイトの2色展開。価格は税込91,850円と高めですが、左右分割タイプで車体への取り付け精度が高く、純正ボルト・ステー類がすべて同梱されています。エンジン下部の整流効果とスタイリングの統一感を両立する設計で、XSR900GPの「USインターカラー」にマッチするデザインになっています。通勤からツーリングまで幅広く使え、純正品の安心感を重視するライダーにおすすめです。注意点として、サイドプロテクターやエンジンプロテクターとの同時装着はできないため、立ちゴケ対策と両立したいなら別の製品を検討する必要があります。

🏍 スペック情報
商品名アンダーカウルキット
メーカーワイズギア(Y’S GEAR)
価格帯91,850円(税込)
対応車種XSR900GP
カラーブラック / ホワイト
特徴左右分割タイプ、ボルト・ステー同梱、純正フィッティング

マジカルレーシング アンダーカウル──カーボンの質感と精度で選ぶならこのメーカー

マジカルレーシングは国産カーボンパーツの老舗で、XSR900(RN80型・2022年〜)用アンダーカウルを平織カーボンで展開しています。品番は001-MT0922-170Cで、MT-09/SPと共通設計です。価格は5万円台前後で、カーボンの織り目の均一さとクリアコートの厚みに定評があります。取り付けは純正マフラー前提の設計で、ボルトオンで装着できるのもポイントです。高速道路でのツーリングが多いライダーや、カーボンパーツで統一したカスタムを目指すオーナーに向いています。デメリットは、社外マフラーに交換済みの場合はエキパイの取り回しによって干渉する可能性があること。購入前にマフラーメーカーとの適合を確認しておくと安心です。

才谷屋ファクトリー アンダーカウル──純正マフラー用と社外マフラー用を選べる柔軟さ

才谷屋ファクトリー(EIGHT/Saitaniya)は、XSR900(RN80型・2022年〜)用アンダーカウルを「純正マフラー対応」と「社外マフラー対応」の2ラインで販売しています。素材もFRP黒ゲル・カーボン平織・カーボン綾織の3種類から選べるため、予算と好みに合わせやすいのが最大の強みです。FRP黒ゲルなら2万円台後半、カーボン綾織でも5万円台後半と、同クラスのなかでは手が届きやすい価格設定になっています。社外マフラーへの交換を予定しているオーナーには、最初から社外マフラー対応モデルを選んでおくと二度買いを防げます。注意点は、FRP製品は未塗装の「黒ゲル」仕上げで届くため、車体色に合わせたい場合は別途塗装が必要になることです。

ODAX POWER BRONZEアンダーカウル──海外設計ならではの大胆なフォルム

ODAX(オダックス)が取り扱うPOWER BRONZEブランドのアンダーカウルは、イギリス設計のアグレッシブなデザインが特徴です。XSR900用はABS樹脂製で、マットブラックやカーボンルック(カーボン調塗装)のカラーが選べます。価格は3万円台〜4万円台で、カーボン素材より安価に「カーボン風の見た目」が手に入ります。海外ブランドのため、取り付け時にわずかなフィッティング調整が必要な場合があります。ボルト穴の位置が純正取り付けポイントと微妙にズレている個体報告もあるため、DIYで取り付ける場合はヤスリやリーマーを手元に用意しておくと安心です。通勤や街乗り中心で見た目を手軽に変えたいライダーに向いています。

⚠️ 知っておきたい注意点

XSR900は2016年発売の初代(RN46J)と2022年フルモデルチェンジ後の現行型(RN80)でフレーム設計がまったく異なります。アンダーカウルの互換性はないため、購入時は必ず「年式」「型式」を確認してください。「XSR900用」と書かれていても、対応型式が明記されていない製品は要注意です。

XSR900アンダーカウルの取り付け方法|DIYとショップ依頼はどちらが得か

ボルトオンで済む製品と穴あけ加工が必要な製品の見分け方

XSR900用アンダーカウルの取り付けは、大きく「ボルトオン」と「加工必要」の2パターンに分かれます。ワイズギアやマジカルレーシングの製品は、車体側の既存ボルト穴を利用して取り付ける設計なので、基本的に穴あけ加工は不要です。一方、海外メーカー品や汎用設計の製品は、ステーの追加やボルト穴の拡張が必要になるケースがあります。見分け方はシンプルで、商品説明に「ボルトオン」「純正取り付けポイント使用」と明記されている製品なら加工不要、「ステー別売」「要加工」と記載がある製品は追加作業が必要です。初めてカスタムパーツを取り付けるオーナーは、ボルトオン製品を選んでおくと失敗リスクを大幅に減らせます。

DIYで取り付けるなら揃えておきたい工具5点

XSR900アンダーカウルのDIY取り付けに必要な工具は、六角レンチセット(4mm・5mm・6mm)、トルクレンチ(10〜50Nm対応)、プラスドライバー(2番)、パーツクリーナー、そしてマスキングテープの5点です。六角レンチはカウルの固定ボルトに、トルクレンチは規定トルクでの締め付けに使います。パーツクリーナーは取り付け面の脱脂に、マスキングテープはカウルやタンクへの傷防止に使います。作業時間は慣れたライダーで30〜45分、初めてなら1時間〜1時間半を見ておくと余裕があります。車体をメンテナンススタンドで立てておくと、エンジン下部にアクセスしやすくなり作業効率が上がります。

ショップに依頼する場合の工賃と所要時間の目安

バイクショップにアンダーカウルの取り付けを依頼する場合、工賃の相場は5,000〜10,000円程度です。ボルトオン製品なら5,000〜7,000円、加工が必要な製品は8,000〜12,000円が目安です。所要時間はボルトオンで30分〜1時間、加工ありで1〜2時間程度。ディーラーに依頼する場合は工賃がやや高くなる傾向がありますが、純正パーツ(ワイズギア製品)の取り付けならサービスマニュアルに従った作業が保証されます。持ち込みパーツの取り付けを断るショップもあるため、社外品を購入してからショップに持ち込む場合は事前に電話確認しておくとスムーズです。工賃を節約したいならDIYですが、取り付け後のガタつきや異音が心配なオーナーはショップ依頼のほうが安心です。

Q. XSR900アンダーカウルの取り付けに車検への影響はある?
A. 基本的に、アンダーカウルの装着だけで車検に通らなくなることはありません。ただし、カウルが地上高を下げて最低地上高の規定(9cm以上)を下回る場合や、マフラーの排気口を塞ぐ形状の場合は指摘を受ける可能性があります。購入前にカウル装着時の最低地上高を確認しておきましょう。

XSR900アンダーカウル選びで失敗しないための5つのチェックポイント

年式とフレーム形状の違い──旧型RN46Jと現行型RN80は互換性ゼロ

XSR900アンダーカウル選びで最も多い失敗が「年式違い」です。2016〜2021年の初代XSR900(型式:RN46J)と、2022年にフルモデルチェンジした現行型(型式:RN80)では、フレーム形状・エンジンマウント位置・エキパイの取り回しがすべて異なります。そのため、アンダーカウルの互換性は一切ありません。通販サイトで「XSR900用」と書かれていても、対応型式が旧型のみ・現行型のみのケースがあるため、必ず型式を確認してから購入してください。自分のXSR900の型式は、車検証の「型式」欄またはフレームの打刻で確認できます。ここを見落として購入し、届いてからボルト穴が合わずに返品——という失敗パターンは意外と多いので注意が必要です。

マフラー交換済みなら「社外マフラー対応」を必ず選ぶ

XSR900のカスタムではマフラー交換が定番メニューですが、純正マフラー前提のアンダーカウルを社外マフラー装着車に付けようとすると、エキパイやサイレンサーとカウルが干渉するケースがあります。才谷屋ファクトリーのように「純正用」「社外用」を明確に分けているメーカーなら選びやすいですが、分けていないメーカーの場合は商品説明の注意書きや適合情報を細かく読む必要があります。特にヨシムラやアクラポビッチなどフルエキタイプのマフラーに交換している場合、エキパイの径や位置が純正と大きく異なるため要注意です。「あとからマフラーを変える予定がある」なら、最初から社外マフラー対応のカウルを選んでおくと出費が1回で済みます。

オイル交換やフィルター交換のたびにカウルを外す手間を想定しておく

アンダーカウルを付けると見た目はよくなりますが、エンジン下部へのアクセスが制限されることは覚悟しておきましょう。XSR900のオイルドレンボルトはエンジン下面にあるため、アンダーカウル装着後はオイル交換のたびにカウルを外す作業が加わります。ボルト4〜6本を外してカウルを取り外し、オイル交換後にまた取り付ける——この手間が年3〜4回のオイル交換のたびに発生します。一部の製品にはドレンボルトにアクセスできる開口部が設けられていますが、全製品にあるわけではありません。メンテナンス頻度が高いライダーは、開口部の有無を購入前に確認しておくとストレスが減ります。

サイドスタンドやエンジンガードとの物理的な干渉を確認する

アンダーカウルの形状によっては、サイドスタンドを出したときにカウルの端と干渉したり、エンジンガードやスライダーと同時装着できないケースがあります。ワイズギアの純正キットは明確に「サイドプロテクター・エンジンプロテクターとの同時装着不可」と注記しています。社外品でも、大型のエンジンガード(デイトナやSW-MOTECH製など)を装着していると、カウルのステー位置と重なることがあります。現在エンジンガードやスライダーを付けているオーナーは、カウルメーカーに干渉の有無を問い合わせるか、同じ組み合わせで装着している事例をSNSやレビューで探しておくのが確実です。

📌 購入前チェックリスト

1. 自分のXSR900の型式(RN46J or RN80)を確認したか
2. 純正マフラーのままか、社外マフラーに交換済みか
3. エンジンガード・スライダーとの同時装着は可能か
4. オイル交換用の開口部はあるか
5. 最低地上高は車検基準(9cm以上)をクリアするか

XSR900アンダーカウルと相性のいいカスタムパーツ3選

ラジエーターガードでエンジン周りの防御力をまとめて上げる

アンダーカウルでエンジン下部を守るなら、ラジエーター前面もセットで保護しておくと安心です。XSR900のラジエーターは前面に露出しているため、飛び石でフィンが潰れるリスクがあります。ODAX(POWER BRONZE)やR&G(アールアンドジー)がXSR900用のラジエーターガードを販売しており、価格は8,000〜15,000円程度。ステンレスメッシュ製やアルミ製が主流で、取り付けはボルトオンで10〜20分程度です。アンダーカウルとラジエーターガードを同時装着すると、エンジン周りの「守り」が格段に強化されます。ツーリングで長距離を走るライダーや、砂利道に入ることがあるオーナーには特におすすめの組み合わせです。注意点として、メッシュが細かすぎるとラジエーターへの風量が減り、冷却効率がわずかに下がる可能性があります。

エンジンスライダーとXSR900アンダーカウルは併用できるのか

立ちゴケや低速での転倒時にエンジンを守るスライダーは、XSR900オーナーに人気のパーツです。しかし、アンダーカウルとの併用は製品の組み合わせによって可否が変わります。ワイズギア純正カウルはプロテクター類との同時装着不可と明記していますが、マジカルレーシングや才谷屋の社外カウルは、スライダーの種類によっては併用できるケースもあります。ベビーフェイスやデイトナのフレームスライダーはフレーム側面から突き出す構造なので、エンジン下部を覆うアンダーカウルとは干渉しにくい傾向があります。ただし、転倒時にカウルが割れるリスクは残るため、「カウルの見た目」と「転倒時の保護」のどちらを優先するかは事前に決めておきましょう。

フェンダーレスキットとの組み合わせで車体全体を引き締める

アンダーカウルでエンジン下部をカバーしたら、リア周りのフェンダーレスキットも検討する価値があります。XSR900の純正リアフェンダーはやや大きめで、テールまわりが重たい印象を受けるオーナーも多いです。アクティブやデイトナのフェンダーレスキットを装着すると、テール周りがすっきりし、アンダーカウルと合わせてサイドビュー全体が引き締まります。価格は10,000〜18,000円程度で、ボルトオンで取り付け可能です。街乗りやカフェミーティングで映えるカスタムを目指すなら、この2点セットは費用対効果が高い組み合わせです。デメリットは、フェンダーレス化すると雨天時にリアタイヤの巻き上げが背中に直撃すること。通勤メインのオーナーは雨天走行の頻度を考えてから判断しましょう。

XSR900アンダーカウルの手入れ方法と長持ちさせる3つのコツ

カーボン製はUVカットコーティングがクリア層の寿命を左右する

カーボンアンダーカウルの最大の敵は紫外線です。クリアコート層が紫外線で劣化すると、表面が白く曇り(白濁)、カーボンの織り目が見えにくくなります。屋外保管が中心のオーナーは、3〜6か月に1回のペースでUVカットタイプのコーティング剤を塗布しておくと、クリア層の劣化を遅らせることができます。ワコーズの「バリアスコート」やシュアラスターの「ゼロプレミアム」などが定番で、1回の施工に5〜10分程度。ガレージ保管なら年1回でも十分ですが、青空駐車で直射日光を浴びる環境では半年おきのケアが推奨されます。コーティングをサボって白濁が進むと、最終的にはクリア層を研磨して再コーティングする羽目になり、費用も手間も跳ね上がります。

FRP製の小傷はタッチアップで早めに対処する

FRP黒ゲル仕上げのアンダーカウルは、飛び石や脱着時の接触で小傷が付きやすい素材です。小傷を放置すると、そこから水分が浸透してゲルコート層の剥離やFRP内部の繊維の露出につながることがあります。傷が浅いうちなら、ゲルコート補修用のタッチアップペイント(1,000〜2,000円程度)で埋めるだけで十分です。車体色に塗装済みのカウルなら、タッチアップペンで色を合わせて補修します。傷が深い場合はサンドペーパー(800〜1000番)で周辺を軽く慣らしてからタッチアップし、最後にコンパウンドで仕上げると目立たなくなります。取り付けに必要な工具を買い忘れて二度手間になるのと同じで、補修道具も購入時にまとめて揃えておくのがおすすめです。

洗車時はカウルを外す?付けたままで大丈夫?

結論から言えば、通常の洗車ならアンダーカウルは付けたままで問題ありません。高圧洗浄機を使う場合も、カウル表面に直接当てる分には大丈夫ですが、カウルとエンジンの隙間に高圧の水を吹き込むのは避けましょう。電装系のコネクターやセンサー類に水が入るリスクがあります。洗車の手順としては、まずカウル表面の砂埃を水で流してから、スポンジで優しく洗うのが基本です。カーボン製はコンパウンド入りの洗剤を使うとクリア層を削ってしまうので、中性洗剤を選んでください。半年に1回程度はカウルを外して裏面の汚れも確認するのが理想です。エンジンからの油汚れやロードダスト(路面の粉塵)がカウル裏に蓄積すると、ボルトの腐食や固着の原因になります。

💡 ライダーメモ

カウルの固定ボルトにはネジロック剤(中強度・ロックタイト243など)を薄く塗っておくと、走行振動によるボルトの緩みを防げます。ただし高強度タイプを使うと次に外すときに折れるリスクがあるので、必ず「中強度」を選んでください。

まとめ:XSR900アンダーカウルは素材と年式の確認が選び方のカギ

XSR900のアンダーカウルは、見た目のカスタム効果とエンジン下部の保護を同時に手に入れられるパーツです。素材選びでは、コスパ重視ならFRP黒ゲル(2万円台〜)、見た目と軽さのバランスならカーボン平織(4万円台〜)、高級感を求めるならカーボン綾織(5万円台〜)、純正フィットの安心感ならワイズギアのABS樹脂キット(91,850円)と、予算と目的に応じて選び分けられます。どの素材を選ぶにしても、「年式(型式)の確認」と「マフラーとの適合確認」の2点は購入前に必ずチェックしてください。

この記事のポイントを整理します。

  • XSR900アンダーカウルの素材はFRP・カーボン平織・カーボン綾織・ABS樹脂の4種類で、価格帯は2万円台〜9万円超
  • 旧型RN46J(2016〜2021年)と現行型RN80(2022年〜)でフレーム形状が異なり、カウルの互換性はない
  • 社外マフラーに交換済みなら「社外マフラー対応」モデルを選ばないと干渉リスクがある
  • ボルトオン製品なら工具5点でDIY取り付け可能、ショップ依頼の工賃は5,000〜10,000円が目安
  • オイル交換時にカウルを外す手間が増えるため、ドレンボルト用の開口部があるモデルが便利
  • カーボン製はUVカットコーティング、FRP製は小傷のタッチアップで寿命が大きく変わる
  • ラジエーターガードやフェンダーレスキットとの同時カスタムで車体全体の完成度が上がる

まずは自分のXSR900の型式を確認し、純正マフラーか社外マフラーかを整理するところから始めてみてください。そのうえで、予算と好みの素材に合ったアンダーカウルを選べば、購入後の「思ったのと違った」を防げます。

※記事内の価格・仕様は2026年5月時点の情報です。最新の価格や在庫状況は各メーカー公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

ヤマハSR・XSRシリーズを中心に、ヘルメット・バイクウェア・カスタムパーツ・ツーリング情報を発信するバイクメディアです。スペック・価格・使用感を具体的な数値で比較し、バイク選びやギア選びに役立つ情報をお届けしています。

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