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「バイクのキーシリンダーの周りに、いつの間にか細かい傷がついている」——愛車を大事にしている人ほど、この小さなダメージが気になるものです。原因の多くは、走行中の振動でキーホルダーが揺れて車体に当たり続けること。つまりキーホルダー選びを間違えると、自分の手で少しずつ車体を削ってしまうわけです。
結論から言うと、傷を防ぐカギは「車体より柔らかい素材」と「小ぶりで軽い形」の2つ。この条件を満たすのが革・ラバー・布などのソフト素材で、なかでも革製は見た目の相性と耐久性のバランスがよく、長く使えます。逆に金属の大ぶりなキーホルダーは、見た目は良くてもタンクやシリンダーを傷つける原因になりがちです。
この記事では、傷がつく仕組みから選び方の3基準、KADOYAやDEGNERの公式価格で選ぶ革製キーホルダーおすすめ6選、さらにラバー・分離型・布タイプの比較まで、実際の型番と税込価格でまとめました。シーン別の使い分けやメンテのコツも紹介するので、愛車に合う一本が見つかります。
・バイクのキーホルダーで車体に傷がつく本当の原因と、傷がつきやすい場所
・傷つかないキーホルダーを選ぶ「素材・重さ・サイズ」の3基準
・革製おすすめ6選を550円〜7,150円の公式価格で比較(KADOYA・DEGNER)
・ラバー・分離型・布タイプの違いと、シーン別の使い分け
バイクのキーホルダーで車体に傷がつく本当の原因【放置は要注意】

「傷つかないキーホルダーを選ぶ」前に、そもそもなぜ傷がつくのかを知っておくと選び方がぶれません。ここでは傷が生まれる仕組みと、傷がつきやすい場所、いちばん危ないキーホルダーのタイプを整理します。
傷は「走行中の振動でキーホルダーが揺れる」ことで生まれる
バイクのキー傷の主因は、走行中の細かな振動と風です。キーを差したまま走ると、キーホルダーが振り子のように揺れ続け、その根元や金具が車体に当たり続けます。停車中の一撃ではなく、数百回・数千回の軽い接触が積み重なって、円を描くような擦り傷(通称スワールマーク)になるのが厄介なところです。単気筒のSR400のように鼓動が大きい車種ほど揺れ幅も出やすく、キーホルダーの影響を受けやすい傾向があります。だからこそ「一度当たっても傷がつきにくい柔らかい素材」を選ぶことが、傷対策の出発点になります。硬い金属同士だと、わずかな接触でも塗装やメッキが削れてしまいます。
傷がつきやすいのはキーシリンダー周りとタンク後端
最も傷が出やすいのは、キーシリンダーのすぐ周囲です。キーの真下にあるメーターパネルやトップブリッジ、タンク後端は、揺れたキーホルダーがちょうど当たる位置にあります。ネイキッドやクラシック系は、タンクとキーシリンダーの距離が近い車種も多く、XSR900やSR400のようにタンクの造形が張り出しているモデルは要注意です。対策としては、シリンダー周りに当たらない短めのキーホルダーを選ぶこと。もし当たる位置なら、透明の保護フィルムをタンク後端に貼っておくと、キーホルダー選びと二重で防げます。塗装の再塗装は数万円かかることもあり、予防のコスパは高いです。
金属製・大ぶりなキーホルダーがいちばん危ない
結論として、傷リスクが最も高いのは重い金属製の大ぶりなキーホルダーです。真鍮やステンレスの塊、大きなカラビナ、鋭利なドッグタグ型などは、車体より硬いため一度当たれば塗装が負けます。よくある失敗が「ツーリング先のお土産で買った金属エンブレムのキーホルダーを付けて走ったら、帰宅後にメーター横のカウルに三日月型の傷が入っていた」というパターン。原因は金属の角が塗装に当たり続けたこと。対策はシンプルで、走行時に車体側へ来るパーツは柔らかい素材にし、金属チャームは家の鍵側にまとめること。見せたいチャームがあるなら、革のベースに縫い付けるなど当たり面を柔らかくする工夫が有効です。
「柔らかい素材だから安心」と思っても、金具(ナスカン・二重リング)がむき出しだと、その金属部分が車体に当たって傷の原因になります。素材だけでなく、金具が車体に触れない長さ・形かどうかまでチェックしましょう。
傷つかないキーホルダーの選び方|素材・重さ・サイズの3基準
キーホルダー選びで迷ったら、「素材・重さ・サイズ」の3つだけ見れば失敗しません。それぞれの基準と、6製品を並べた比較表を用意しました。
素材は「車体より柔らかい革・ラバー・布」を選ぶ
傷対策の第一条件は、車体の塗装より柔らかい素材であること。具体的には本革・サドルレザー・シリコン(ラバー)・ナイロンやコットンの布が該当します。これらは当たっても塗装が負けにくく、革は使うほど手に馴染んで艶が出るため見た目の満足度も高いです。街乗りメインで見た目重視なら革、雨の日も気にせず使いたいならラバー、とにかく軽さ重視なら布、と選ぶと分かりやすいでしょう。注意点は、革でも金具部分は金属なので、金具が車体に触れない設計かを合わせて確認すること。天然皮革は水濡れでシミになりやすいので、雨天走行が多い人はラバーや撥水加工品を選ぶと安心です。
重さは軽いほど有利、目安は30g以下
キーホルダーは軽いほど揺れの勢いが小さく、当たったときのダメージも減ります。目安は本体30g以下。分離型の金具単体なら10g前後の製品もあり、キーに付けても存在を忘れる軽さです。重い真鍮の塊は50g以上になることもあり、揺れの慣性が大きく傷リスクも上がります。通勤・通学で毎日キーを抜き差しする人ほど、軽さの恩恵は大きく感じられます。ツーリング中心なら多少重くても気になりにくいですが、それでも軽い方が振動での擦れは抑えられます。デメリットとして、軽さを追うと本体が小さくなり、ポケットの中で見つけにくいことも。キーカラーを明るくしたり、鈴を避けて視認性の高い色を選ぶと使い勝手が上がります。
サイズはキーシリンダーに干渉しない小ぶりが正解
サイズは「差したときにシリンダー周りへ垂れ下がって当たらない長さ」が正解です。全長7〜9cm程度の小ぶりな革タグなら、キーを差しても車体に当たりにくく、見た目もすっきりします。逆に長いストラップや大きなプレートは、走行中に振れ幅が大きくなり傷リスクが上がります。アメリカンやクラシックでキーを差したまま流したい人は、短め+柔らかい素材の組み合わせが安心です。注意点は、短すぎるとグローブをしたまま掴みにくいこと。冬用の厚手グローブを使う人は、指2本が入る程度のループがあるタイプを選ぶと、真冬でも鍵の抜き差しがスムーズになります。サイズ感は用途と季節で調整しましょう。
| 製品名 | 税込価格 | 素材 | タイプ |
|---|---|---|---|
| KADOYA IRON HEART KEYHOLDER | 7,150円 | サドルレザー | 大判・存在感 |
| KADOYA ORIGINAL KEY HOLDER | 1,650円 | 牛革4mm+真鍮 | 定番・厚革 |
| DEGNER [K-18] | 2,750円 | 本革 | 大きめ |
| DEGNER タスマンブラウン[KV-11] | 1,793円 | 本革 | 色味重視 |
| DEGNER [K-51] | 1,595円 | 本革 | シンプル定番 |
| DEGNER [K-68] | 550円 | 本革 | エントリー |
※価格は各メーカー公式・公式オンラインショップの税込表示(バイク乗りのミーティング調べ)。在庫状況により変動する場合があります。
バイクキーホルダーで傷つかない革製おすすめ3選【高級〜定番】

ここからは実際の製品を紹介します。まずは所有満足度の高い高級〜定番モデル3つ。いずれも柔らかい革が主役で、車体に当たっても傷がつきにくいタイプです。
KADOYA IRON HEART KEYHOLDER|革好きが行き着く一本
革ジャンの名門・KADOYA(カドヤ)とレザークラフト「鉄心堂」のコラボモデルで、税込7,150円。素材は経年変化が楽しめるサドルレザーで、サイズは横7.5cm×縦16cmの大判フリーサイズです。厚みのある革が車体に当たっても塗装を傷めにくく、使い込むほど色艶が深まります。街乗りでキーを差したまま流すクラシック乗りや、革小物で愛車と世界観を合わせたい人に向く一本です。注意点は、大判ゆえに軽量最優先の用途には不向きなことと、オンライン・直営店限定で1シーズン同一カラー2点までの購入制限があること。人気カラーは在庫切れになりやすいので、気になったら早めに公式(KADOYA公式)で在庫を確認しましょう。
KADOYA ORIGINAL KEY HOLDER|4mm厚革+真鍮の定番
KADOYAの定番、ORIGINAL KEY HOLDERは税込1,650円。厚さ4mmの牛革に2mmの真鍮板をリベット留めした、無骨で存在感のある作りが特徴です。分厚い革がクッションになり、揺れて当たっても車体側が負けにくいのが利点。色はシルバー/ブラックで、革ジャンやブーツと合わせても様になります。通勤からツーリングまで幅広く使え、最初の一本にちょうどいい価格帯です。注意点は、真鍮金具がむき出しになる向きだと車体に当たる可能性があるため、金具が家の鍵側に来るよう向きを整えること。人気で品切れになりやすいので、在庫があるときに確保しておくのが賢明です。プレゼントにも喜ばれる質感で、革好きのライダーへの贈り物にも向きます。

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DEGNER レザーキーホルダー[K-18]|大きめで見つけやすい本革
バイク用革小物の定番ブランドDEGNER(デグナー)の[K-18]は税込2,750円。本革(シコタンジ銀面)を使った存在感のある大きめサイズで、ポケットやバッグの中でも手探りで見つけやすいのが実用的なメリットです。革が柔らかくしなるため、走行中に当たっても車体を傷つけにくく、経年で味が出ます。荷物が多くなりがちなツーリング派や、キーをまとめて管理したい人に向いています。注意点は、大きめゆえキーを差したまま走ると振れ幅が出やすいこと。差したまま流す使い方が多いなら、後述のコスパモデルや小ぶりタイプの方が傷対策としては安心です。DEGNER製品のラインナップと価格は公式(DEGNERオンライン)で確認できます。
| 商品名 | KADOYA IRON HEART KEYHOLDER |
| メーカー | KADOYA(カドヤ) |
| 価格 | 7,150円(税込) |
| 素材 | サドルレザー |
| サイズ | 横7.5cm×縦16cm(フリーサイズ) |
| カラー | ブラック / ブラック×レッド |
コスパ重視で選ぶ傷つかない革製キーホルダー3選【1,793円以下】
次は財布にやさしいコスパモデル3つ。どれも本革で、傷対策の性能は高級モデルに引けを取りません。価格を抑えて複数のキーに使い分けたい人にも向きます。
DEGNER レザーキーホルダー タスマンブラウン[KV-11]|色味で選ぶ本革
DEGNERの[KV-11]は税込1,793円。深みのあるタスマンブラウンの色味が魅力で、経年変化で落ち着いた飴色に育っていきます。本革ならではの柔らかさで車体に当たっても傷がつきにくく、価格も2,000円を切るため手を出しやすい一本です。茶系のシートやグリップと合わせるネオクラシック、アメリカン乗りの雰囲気づくりに向いています。街乗り・通勤の日常使いでも革の風合いを楽しめます。注意点は、明るい茶系は水濡れでシミが目立ちやすいこと。雨天走行が多い人は、防水スプレーをかけておくか、後述のラバー製と使い分けると長くきれいに使えます。色の個体差もあるので、届いた色を活かす気持ちで選ぶと満足度が高いです。
DEGNER レザーキーホルダー[K-51]|シンプルで飽きない定番形
[K-51]は税込1,595円。装飾を抑えたシンプルな形で、どんなバイクにも合わせやすい定番モデルです。本革(シコタンジ銀面)の適度な厚みが当たり傷を防ぎ、主張しすぎないデザインは通勤バイクにも大型ツアラーにもなじみます。「革がいいけど派手なのは避けたい」という人の最初の一本にぴったりです。街乗りからツーリングまでシーンを選ばず使えます。注意点は、シンプルゆえに他人と被りやすいこと。個性を出したいなら刻印入りやカラーステッチのモデルを選ぶ手もあります。とはいえ、飽きずに長く使える普遍的なデザインは、道具として見れば大きな強みです。価格と実用性のバランスを重視する人におすすめします。
DEGNER レザーキーホルダー[K-68]|550円で始める傷対策
とにかく安く傷対策を始めたいなら、[K-68]の税込550円が入り口として最適です。最小構成の本革タグで、金属チャームを外してこれ一つに替えるだけでも、車体への当たり傷リスクは大きく下がります。「高いキーホルダーはまだ早い」というビギナーや、予備のキー用、家族分をまとめて用意したいときにも便利です。ワンコインなので気軽に試せます。注意点は、小ぶりゆえポケットの中で見つけにくいことと、革が薄めなので長期使用では高級モデルほどの耐久性は期待しにくいこと。それでも「金属を外して柔らかい素材にする」という傷対策の本質は十分に果たせます。まず1個試して、気に入ったら上位モデルへ移行するのも賢い選び方です。
| 革製キーホルダーのメリット | 革製キーホルダーのデメリット |
|---|---|
| 当たっても塗装を傷めにくい 使うほど艶が出て愛着がわく バイクや革ジャンと相性がいい | 水濡れでシミになりやすい 金具部分は金属で要注意 ラバーより手入れの手間がある |
革以外で傷つかないのは?ラバー・分離型・布タイプを比較

傷つかない素材は革だけではありません。雨に強いラバー、当たり傷を根本から断つ分離型、軽さで選ぶ布——それぞれの得意分野を知ると、用途に合った一本が選べます。
ラバー(シリコン)製は水濡れに強く扱いがラク
ラバー(シリコン)製は、柔らかさで傷を防ぎつつ、水濡れに強いのが最大の利点です。革のようにシミを気にする必要がなく、汚れても水洗いできるため、雨の日も通勤で使う人に向いています。近年はスマートキー全体を包むシリコンカバー型も増え、キー本体の傷防止まで兼ねられます。カラーが豊富で視認性が高く、暗いガレージでも鍵を見つけやすいのも実用的です。注意点は、経年で表面が白っぽく劣化したり、柔らかい分だけ引っかけて千切れることがある点。数百円〜千円台と安価なので、劣化したら気軽に交換する消耗品と割り切ると付き合いやすい素材です。革ほどの高級感は出ませんが、実用性は高い選択肢です。
分離型(クイックリリース)は当たり傷を根本から断つ
傷対策を突き詰めるなら、分離型(クイックリリース)が最も確実です。ボタンやマグネットでキー側とキーホルダー側をワンタッチで切り離せる構造で、走行中はキーだけを差し、重いホルダーやチャームは外して持てます。車体に当たるものが最小になるため、傷リスクを根本から減らせるのが強みです。アストロプロダクツなどの製品では一体時で約80mm・重さ10g前後と軽量で、他の鍵と一緒でもかさばりません。グローブをしたままでも分離できるので、ツーリングの給油や休憩でキーを頻繁に抜く人に向いています。注意点は、金具自体は金属なので、キー側に残る部分が車体に当たらない向きにすること。価格は製品により幅があるため、購入時に確認しましょう。
布・ナイロン製は軽くて気軽に使える
布・ナイロン製は、とにかく軽く、当たっても傷がつきにくい手軽な選択肢です。テープ状のストラップやパラコード編みなど種類が豊富で、数百円から手に入ります。軽さは30gを大きく下回るものが多く、揺れの勢いが小さいため傷対策との相性は良好です。カジュアルな服装やアウトドア系のスタイルに合わせやすく、通勤・通学の日常使いに向いています。汚れたら洗える点もメリットです。注意点は、金属リング部分の処理と、安価な製品は縫製がほつれやすいこと。キーという落とすと困るものを支えるので、ステッチがしっかりした製品を選びましょう。革ほどの高級感やラバーほどの防水性はありませんが、軽さと価格を最優先するなら有力な候補です。
意外な盲点|革でも「金具むき出し」だと傷がつく
実は、柔らかい素材を選んでも傷がつくケースがあります。それは金具(ナスカン・二重リング)が車体側にむき出しで当たる向きになっているとき。革やラバーの本体がクッションになっても、金属金具が塗装に触れ続ければ、そこだけ傷が入ってしまいます。意外と見落とされがちですが、傷対策で本当に大事なのは「素材」だけでなく「車体に触れる面が金属か柔らかいか」という一点です。対策は、金具が家の鍵側へ来るようキーの並び順を整えること、そして金具に熱収縮チューブやレザーカバーをかぶせて当たり面を柔らかくすること。この一手間で、同じキーホルダーでも傷リスクは大きく変わります。キーホルダーの種類ごとの特徴をもっと詳しく知りたい人は、下の記事も参考にしてください。

バイクの鍵まわり、意外と悩みませんか。家の鍵や車の鍵と一緒にジャラジャラ持ち歩くと、タンクやカウルに当たって傷がつく。かといって鍵だけポケットに入れると、走行中…
傷を本気で防ぎたいなら「走行時に車体へ来るのは柔らかい素材だけ」を徹底するのが近道です。お気に入りの金属チャームは家の鍵側にまとめ、バイクのキーには小ぶりな革か分離型の軽い金具だけを残す——この分業が、見た目と実用の両立に効きます。
| タイプ | 傷のつきにくさ | 水濡れ耐性 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 革 | ◎ | △ | 見た目重視・街乗り |
| ラバー | ◎ | ◎ | 雨天・通勤で使う |
| 分離型 | ◎(走行時は最小) | ○ | 傷を根本から防ぎたい |
| 布・ナイロン | ○ | ○ | 軽さ・価格重視 |
シーン別|街乗り・ツーリング・通勤・保管の使い分け
同じ「傷つかない」でも、使うシーンで最適解は変わります。街乗り・ツーリング・通勤・保管、それぞれのおすすめを整理します。
街乗り・通勤は小ぶりで軽い革かラバーが正解
毎日キーを抜き差しする街乗り・通勤では、小ぶりで軽い革かラバーが扱いやすく傷にも強い組み合わせです。DEGNER[K-51](1,595円)のようなシンプルな本革や、水洗いできるラバー製なら、日常の雑な扱いにも耐えます。ポイントは全長を短めにして、キーを差したときにシリンダー周りへ垂れ下がらない長さにすること。信号待ちのたびに揺れるキーホルダーが、通勤路の往復で少しずつ車体を削るのを防げます。注意点は、軽い小型は落とすと見つけにくいこと。駐輪場でキーを抜いてポケットに入れる機会が多いので、明るい色や紐付きにして紛失対策も同時にしておくと安心です。毎日使うものだからこそ、軽さと丈夫さのバランスを優先しましょう。
ツーリング・高速は分離型で確実に外す
長距離ツーリングや高速走行が多いなら、分離型(クイックリリース)が最適です。給油やSAでの休憩でキーを抜く回数が多く、走行中は振動も風圧も大きいため、重いチャームを付けたまま走ると傷リスクが跳ね上がります。分離型なら走行時はキー+軽い金具だけにでき、外したホルダーはポケットやタンクバッグに収納できます。約10gの軽量金具は、他の鍵と一緒でもかさばりません。ワインディングを攻める人ほど、余計なものが揺れないメリットは大きいです。注意点は、休憩ごとの分離・結合を面倒に感じる人もいること。その場合は小ぶりの革に絞り、金具が車体に当たらない向きを徹底するだけでも十分効果があります。走行スタイルに合わせて選びましょう。
保管・盗難対策とキーホルダーの合わせ技
ガレージや駐輪場での保管時は、キーホルダーそのものより「キーの置き場所」と盗難対策の方が重要になります。傷対策で分離型を使うなら、外したキー側を家の中の定位置に置く習慣をつけると紛失を防げます。よくある失敗が「傷を嫌ってキーホルダーを極限まで小さくしたら、駐輪場でキーを落としても気づかず、翌朝まで挿しっぱなしにしてしまった」というケース。原因は視認性の低さで、対策は明るい色のタグや鈴以外の目印を付けること。傷対策と紛失・盗難対策は別物なので、キーホルダーは軽く小さく、盗難対策はチェーンロックやアラームで別途固める——この役割分担が結局いちばん安心です。ロック選びは下の記事が参考になります。

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「傷を嫌って極小のキーホルダーにしたら、キーの抜き忘れや落下に気づきにくくなった」という失敗は少なくありません。傷対策で小型化するときほど、明るい色や目印を足して視認性を確保し、抜き忘れ・紛失の対策とセットで考えましょう。
傷を防ぐ取り付け・使い方のコツとメンテナンス
キーホルダーを買い替えなくても、付け方と使い方の工夫で傷はかなり防げます。今日からできるコツと、革を長持ちさせる手入れを紹介します。
キーホルダーは短く、シリンダーに巻きつけない
まず基本は、キーホルダーを車体に垂れ下がらせないこと。ストラップは短めにし、キーを差したときに本体や金具がシリンダー周り・タンクに当たらない長さに調整します。走行中に垂れて当たる場合は、キーの向きを変えるか、短いタイプに替えるだけで傷は激減します。信号待ちで一度、実際にキーを差した状態を見て、どこに当たるかを確認しておくと確実です。注意点は、短くしすぎるとグローブで掴みにくくなること。厚手グローブを使う季節は、指が入るループを残すのがコツです。お金をかけずにできる対策なので、まずは今のキーホルダーで位置と長さを見直してみましょう。それだけで新品を買う前に傷リスクを下げられます。
革は乾く前のオイルケアで長持ちさせる
革製を選んだら、簡単な手入れで寿命と見た目が大きく変わります。月に一度ほど、乾いた布で汚れを拭き、乾燥が気になったらレザーオイルやクリームを薄く塗るだけで、ひび割れを防いで艶が育ちます。雨で濡れたときは、こすらず水気を拭き取り、陰干しでゆっくり乾かすのが鉄則です。ドライヤーの熱で急激に乾かすと硬化やひび割れの原因になります。手入れをした革は柔らかさを保ち、車体に当たっても傷を防ぐクッション性が続きます。注意点は、オイルの塗りすぎで色が濃くなりすぎたりベタつくこと。少量を薄く、が基本です。愛車と一緒に育てる感覚で、月イチのケアを習慣にすると長く付き合えます。
それでも傷が気になるならキーカバーを併用する
キーホルダーを工夫しても不安なら、車体側の保護を足すのが確実です。キーシリンダー周りやタンク後端に透明の保護フィルムを貼れば、万一当たっても塗装まで傷が届きません。スマートキー車なら、キー本体を包むシリコンカバーで、キー自体の擦れ傷も同時に防げます。フィルムは数百円〜千円台で、目立たず貼れるものが多いです。新車や再塗装直後、大切に乗りたい愛車ほど、この二重対策の価値は高くなります。注意点は、フィルムを貼る前に脱脂・清掃をしっかりすること。汚れの上から貼ると剥がれや気泡の原因になります。キーホルダーで攻め、車体保護で守る——この組み合わせなら、傷を気にせず気持ちよく乗れます。
まとめ|柔らかい素材と小ぶりな形で、傷を気にせず走ろう
バイクのキーホルダーで車体が傷つくのは、走行中の振動でキーホルダーが揺れ、車体より硬い金属が当たり続けることが原因です。だからこそ、傷つかないキーホルダー選びのカギは「車体より柔らかい素材」と「小ぶりで軽い形」の2つ。革・ラバー・布・分離型のどれを選んでも、この2条件を満たせば傷リスクは大きく下げられます。さらに、車体に触れる面が金属にならないよう金具の向きを整えるだけでも、効果はぐっと高まります。
最後に、この記事の要点を整理します。
- 傷の主因は走行中の振動で揺れたキーホルダーが車体に当たり続けること
- 選び方の基準は「素材(革・ラバー・布)・重さ30g目安・小ぶりなサイズ」の3つ
- 見た目と傷対策を両立するなら革製、雨に強いのはラバー、傷を根本から断つなら分離型
- 革製おすすめは550円のDEGNER[K-68]から7,150円のKADOYA IRON HEARTまで用途と予算で選ぶ
- 柔らかい素材でも金具がむき出しで当たると傷がつくため、金具は家の鍵側へ
- 街乗り・通勤は小ぶりな革かラバー、ツーリング・高速は分離型が使いやすい
- 付け方は短く垂らさない、革は月イチのオイルケア、不安なら保護フィルム併用
最初の一歩は、いま使っているキーホルダーを見直すことです。金属チャームが車体に当たっていないか、キーを差した状態でチェックしてみてください。もし当たっているなら、まずはワンコインのDEGNER[K-68]や手持ちの柔らかい素材に替えるだけでも、今日から傷を増やさずに済みます。愛車を長くきれいに保ちながら、気持ちよくツーリングを楽しみましょう。
※価格・仕様は2026年7月時点の各メーカー公式情報を参照しています。在庫や仕様は変わることがあるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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