「goodsってバイクパーツのブランド名なの?」「SRやGBにどのパーツが付くのか、価格はいくらなのか一覧で知りたい」――カスタム雑誌や通販サイトで「GOODS」のロゴを見かけて、こんな疑問を持った方は多いのではないでしょうか。グッズという名前が一般名詞と同じなので、検索してもバイク用品全般の情報が混ざり、肝心のメーカー情報にたどり着きにくいのが実情です。
結論から言うと、GOODS(グッズ)は2001年創業のカスタムショップ発のパーツメーカーで、SR400/500を中心とした国産シングルやアメリカン、GB350、レブル、XSR125向けの「ボルトオンで付くクラシック系パーツ」に強いブランドです。とくにローダウンサスペンション「G-SUSPENSION」と、汎用サドルシート「GOODSEAT」はSR乗りの定番になっています。
この記事では、GOODS公式通販に掲載されている税込価格とスペックをもとに、サスペンション・シート・マフラー・XSR125用パーツ・レブル用キットを車種別に整理しました。公道使用の可否や取り付け難易度、買う場所と偽サイトの注意点まで、注文前に知っておきたい情報をまとめています。
・GOODS(グッズ)がどんなメーカーで、どの車種に強いのか
・G-SUSPENSION 265/280/300の違いをSR400目線で比較した結果
・GOODSEATやTAPERED CONEマフラー、XSR125用ZAMAパーツの公式価格とスペック
・公式通販・豊中本社・猪名川のサービスショップの使い分けと偽サイト対策
GOODS(グッズ)ってどんな会社?カスタムショップ発のブランドを3分で整理

2001年創業、現場の修理・整備から生まれたパーツメーカー
GOODSは、大阪・豊中に本社を置く株式会社グッズ(GOODS CO.,LTD)のパーツブランドです。会社案内によると2001年の創業以来、国産バイクを中心にカスタムバイクの製作を手がけ、そのノウハウを汎用パーツや車種別のボルトオンパーツに落とし込んできました。カタログを眺めるとわかるのが「実際に修理・整備・カスタムをしている店が、困ったところを部品にしている」という作り方で、取り付け説明書をWEBで公開している点もその表れです。公式のWEBマニュアルには12カテゴリー・388件の説明書が掲載されていて、購入前に「自分で付けられるか」を確認できます。
こうした成り立ちなので、SRのようにカスタム文化が厚い車種ほど相性が良く、ショップで定番化しているパーツも多いのが特徴です。たとえば週末に自分でサスやシートを交換したいDIY派のライダーにとって、説明書を事前に読めるのは大きな安心材料になります。
一方で注意したいのは、GOODSは大手用品メーカーのような全国チェーンの販売網を持つ会社ではないことです。店頭在庫が少ないので、近所の用品店で現物を見てから買う、という選び方はしにくいと考えておきましょう。
ブランドは4本柱:ORIGINAL・ESPECIALLY・GLEAMING WORKS.jp・ZAMA
GOODSの商品は、ひとつのロゴの下に複数のブランドが並んでいます。公式の会社案内に記載されている区分を整理すると、自社で設計・開発する「GOODS ORIGINAL」、主にFIモデル向けのハイクオリティーパーツを展開する「GOODS ESPECIALLY」、2013年に立ち上げたハーレー専門の「GLEAMING WORKS.jp」、そして株式会社TWINTRADEと共同で企画・開発する「ZAMA」の4つです。
この区分を知っておくと、通販サイトで商品名を見たときに迷いません。たとえばGB350用のスリップオンマフラーは商品名の末尾に「GOODS ESPECIALLY」と付いていて、ステンレスの国内生産品という上位ライン扱いです。XSR125用のハンドルやローダウンリンクは「ZAMA」ブランドで、専用パッケージに入って届きます。ハーレーのスポーツスターに乗っている方なら、GLEAMING WORKS.jpの製品を中心に探すと話が早いでしょう。
注意点として、ZAMA製品はTWINTRADEとの共同ブランドなので、販売店によっては「ZAMA」名義だけで掲載され、GOODSの商品だと気づかないことがあります。品番が「ZM-」で始まるものがZAMA、と覚えておくと検索しやすくなります。
得意な車種はSR400/500、GB350、レブル、そしてXSR125
公式通販の車種メニューには、ヤマハのSR400/500・TW200/225・DS250・VIRAGO、カワサキのESTRELLA・250TR・W650・W400、ホンダのGB350/350S・REBEL・GB250・FTR223・CB400SS、スズキのGRASSTRACKER・ST250・VANVAN・VOLTY、さらにハーレーのスポーツスター、トライアンフ、ロイヤルエンフィールドが並びます。空冷シングルやアメリカンなど「クラシックな見た目を崩さずにいじりたい」車種に寄せたラインナップです。
当ブログの読者に多いSR乗りにとって気になるのは、SR400が2021年のファイナルモデルで43年の歴史を終えた後も、GOODSがSR400/500用パーツを継続して販売している点でしょう。ヤマハのSR400最終モデル発売の広報資料でも国内最終モデルと位置づけられていますが、中古でSRを手に入れた方がカスタムパーツに困らないのは、こうしたメーカーの存在が大きいのです。
ただし、生産終了車向けのパーツは少しずつ廃番が出てきます。後述するように、SR400・FI用のTAPERED CONEマフラーはすでに公式で[廃番]表記になっています。欲しいパーツがあるなら、在庫があるうちに検討するのが現実的です。
SR400のカスタムパーツをジャンル別に広く比べたい方は、こちらも参考にしてください。

SR400のカスタムを考え始めると、パーツの種類が多すぎて「結局どこから手を付ければいいの?」と迷う方は少なくありません。マフラー、シート、ハンドル、サスペンシ…
輸入ブランドの日本窓口という顔もある
GOODSは自社製品だけでなく、海外ブランドの取り扱いも多い会社です。会社案内によれば、1966年創業のアメリカの老舗パーツメーカーEMGOと2009年から日本専売契約を結んでいます。EMGOはトライアンフやノートンなどビンテージブリティッシュ系のパーツで知られるメーカーで、GOODSはこの汎用パーツを各車種にボルトオンで付けられるように展開してきました。ほかにもビンテージタイヤの復刻を手がけるALLSTATE TIRES、ハンドルのDAIHAN、ヘルメットのDAMMTRAXやMcHAL HELMETS、VANCE&HINESなどを取り扱っています。
つまりGOODSの通販サイトは「GOODSブランドの専門店」であると同時に、クラシック系カスタムの部品をまとめて揃えられる問屋的な役割も持っています。ハンドル・グリップ・ミラー・ウインカーを1か所で揃えたいときに、送料をまとめられるのは利点です。
GOODSの商品ページには、価格が「税抜き」と「税込み」の2段で表示されています。通販サイトや雑誌で見かけた価格と公式の数字が合わないときは、税抜表記を見ていないか確認しましょう。この記事の価格はすべて公式の税込表記です。
注意したいのは、取り扱いブランドの商品は在庫や入荷時期が海外メーカー側の事情に左右されることです。商品ページに「欠品中」と出ているものは、入荷予定の記載を確認してから計画を立てましょう。
goods バイクパーツの看板「G-SUSPENSION」はSR400だと何mmがいい?
G-SUSPENSION280:乗り心地と低さのバランス型
迷ったら280を選ぶのが無難です。G-SUSPENSION280は取付穴間が約280mmのローダウン用リアサスペンションで、公式価格は36,080円(税込・左右2本セット)。最大ストローク量は40mmで、5段階の硬さ調整が付いています。出荷時は一番柔らかい設定になっているので、まずはそのまま乗ってみて、2人乗りや荷物が多いときに硬くしていく使い方ができます。
公式の説明では、265と比べて乗り心地がソフトで、ロングツーリングにも使える長さとされています。上部カバー直径は約70mm、下部直径は約63mmのスチール製で、カラーはブラックとクローム。適合はSR400/500、DRAGSTAR250、SRV250、GB250、VIRAGO250で、上下の取付穴径が14mmの車種なら取り付けが可能です。トラッカーやボバー寄りのスタイルを作りたいSR乗りが、通勤やツーリングにも使い続けたいときに向いています。
デメリットは、あくまで一般的なローダウンサスと比べてソフトという位置づけで、公式も「純正サスペンションよりは硬めになります」と明記している点です。純正の乗り味が好きな方は、次に紹介する300も比べてから決めましょう。
G-SUSPENSION265:見た目重視のチョッパー・ボバー向け
シルエット最優先なら265です。取付穴間は約267mmで、G-SUSPENSIONシリーズの中で最も車体を低く構えられる長さ。公式価格は280と同じ36,080円(税込)で、5段階の硬さ調整、最大40mmのストロークも共通です。公式は「チョッパーらしさを演出するトライアングルラインのスタイルメイク」に向くと説明していて、リアを落としてタンクからシートへの線を強調したいカスタム車に合わせる長さです。
使う場面としては、街乗り中心でカフェやイベントに乗っていくことが多いSRやエストレヤのオーナー。信号待ちでつま先立ちになってしまう方にとっては、足つき改善の効果も期待できます。公式では、従来のショートサスのように「みぞおちにズンズン来る」感じは無いと説明されています。
ただし、280と比べると硬めです。路面の荒れた峠道や高速道路の継ぎ目では突き上げを感じやすいので、ツーリングの距離が長い方には向きません。また、リアが下がる分だけ車体が起き気味になり、サイドスタンドでの停め方にも気を使うようになります。
G-SUSPENSION300:純正の雰囲気のまま足つきを改善したい人向け
見た目を変えずに足つきだけ良くしたいなら、SR400/500専用設計のG-SUSPENSION300が候補です。取り付け穴間は302mmで、SR400純正比-30mm。公式価格は27,500円(税込)と、265・280よりも手頃です。265や280よりも柔らかいバネレートに設定されていて、純正の乗り心地を損なわないことを狙った製品です。
カラーはALL-BLACKと、ボディがクローム・スプリングがブラックの2種類。外径はφ60mm、取り付け部幅は21mmで、5段階の硬さ調整も付いています。公式のQ&Aでは「15〜20mmショートとなりますので、少し立ち気味にはなりますが(ショートスタンドは)必要ではありません」と回答されていて、サイドスタンドを交換せずに使える点も手軽です。身長が低めで、SRのノーマルスタイルが気に入っているライダーや、ノーマルに近い状態で通勤に使う方にちょうどいい選択肢になります。
注意点は在庫です。取材時点の公式ページでは欠品中で、次回入荷は「確認後ご案内」となっていました。急ぎで足つきを改善したい場合は、入荷待ちの期間も含めて計画を立てましょう。
| 比較項目(バイク乗りのミーティング調べ) | G-SUSPENSION265 | G-SUSPENSION280 | G-SUSPENSION300 |
|---|---|---|---|
| 取付穴間 | 約267mm | 約280mm | 302mm |
| 税込価格(2本) | 36,080円 | 36,080円 | 27,500円 |
| 乗り味(公式説明) | 280より硬め | ソフト・長距離向け | 265・280より柔らかい |
| 硬さ調整 | 5段階 | 5段階 | 5段階 |
| 向いている人 | チョッパー・ボバー | 見た目と快適性の両立 | ノーマル風で足つき改善 |
失敗パターン①:短いサスを入れたらチェーンカバーとフェンダーに当たった
ローダウンサスで多いのが「付けてから干渉に気づく」失敗です。たとえば、SRをボバー風にしたくて265を注文し、純正チェーンカバーと社外のリアフェンダーをそのまま残して取り付けたところ、段差を越えたときにタイヤとフェンダーが擦れる――こうしたケースです。原因は、ローダウンでリアタイヤとフェンダー・チェーンカバーの距離が縮まること。G-SUSPENSIONの公式ページにも「装着車種によって、純正チェーンカバー併用不可」「装着するタイヤやフェンダーによって干渉する場合が御座います」と書かれています。
対策は3つあります。まず、ローダウン量の小さい300や280から試すこと。次に、太いタイヤやワンオフのフェンダーを付けている場合は、サスを付けた状態でリアを手で押し込み、隙間を確認してから走ること。そして、出荷時の一番柔らかい設定のままで2人乗りをしないことです。沈み込みが大きいほど干渉のリスクは上がります。
サスペンションの硬さ調整は、公式の説明どおり車体に取り付けた状態で行います。左右で段数をそろえないと車体が傾いて走るので、調整後は左右の段数を目で見て確認しましょう。足回りの作業に不安がある場合は、無理をせずショップに依頼するのが安全です。
シートを替えるだけでSRとGBの雰囲気はどこまで変わる?

GOODSEAT SADDLE:汎用で付けられるサドルシート
ボバーやチョッパーで「1人乗りのサドル」を付けたいなら、GOODSEAT SADDLEが手頃な入口です。表皮のパターンはスムース・バーチカル・ダイヤモンドの3種類で、カラーはBLACKとBROWN。公式価格はスムースが14,300円、バーチカルが14,850円(いずれも税込)です。サイズは幅約250mm、長さ約310mmで、取付ボルトはM8-1.25、取付ボルト間は前が約82mm・後ろが約180mmとなっています。
シートエンドを持ち上げた形で、加速時にお尻が後ろへずれにくい構造。スポンジはインジェクションフォームで成型され、薄手でありながら弾力のある仕上げです。シートベースはスチール、表皮は合皮なので、雨の日のツーリングでも本革ほど気を使わずに済みます。
注意したいのは「汎用」という言葉の意味です。汎用シートはフレームに取り付けるためのステーやベースを車体側で用意する必要があり、純正シートと付け替えるだけの車種別パーツとは手間が違います。スポーツスターやグラストラッカー用にはキット品も用意されているので、自分の車種用のキットがあるか先に確認しておきましょう。
PILLION PADを合わせればタンデムにも対応できる
サドルシートにすると、そのままでは2人乗りができません。そこで用意されているのが、同じステッチデザインのGOODSEAT PILLION PADです。スムースの公式価格は11,550円(税込)で、サドルと同じ柄で揃えられるので、後付けした感じが出にくいのが利点です。
使い方としては、普段はサドルだけで1人乗りのスタイルを楽しみ、パートナーを乗せるときだけピリオンパッドを付ける、という運用もできます。サドルとピリオンパッドは柄によって価格が違うので、組み合わせを決めたら公式ページで合計額を確認するのが確実です。
デメリットは、ピリオンパッドの座面が小さいことです。長距離のタンデムツーリングでは同乗者の負担が大きく、タンデムベルトやステップの位置も含めて考える必要があります。2人乗りでのツーリングが多いなら、ダブルシートを選んだ方が満足度は高いでしょう。
GOODSEAT SLENDER:GB350専用、3Dスキャンで作ったローダウン形状
GB350乗りに向けた専用シートがGOODSEAT SLENDERです。座面を少し下げてローダウンさせ、内ももが当たるサイド部分の出っ張りも抑えることで、足つきの改善を狙っています。フラットな座面なので、前後に座る位置を変えやすいのも特徴です。公式価格は41,800円(税込)で、カラーはBLACKとBROWNのタックロール仕上げです。
形状は、3Dスキャナーで車体から直接データを取って設計したと公式で説明されています。全長は約652mm、最大幅は約300mmで、シートベースはPP樹脂、表皮は合皮。別売りのタンデムベルト(2,200円・税込)を付ければ、2人乗りの際の同乗者のつかまる場所も確保できます。GB350のクラシックな雰囲気を濃くしつつ、信号待ちの足つきも少し楽にしたい――そんな通勤・街乗り派のライダーに合うシートです。
注意点は、適合がGB350のみでGB350Sには装着できないことです。中古でGB350系を買った方は、車検証やフレーム番号で車種を確認してから注文しましょう。
| 商品名 | GOODSEAT “SLENDER” タックロール |
| メーカー | GOODS(株式会社グッズ) |
| 価格帯 | 41,800円(税込) |
| 素材 | シートベース:PP樹脂/表皮:合皮 |
| 規格・サイズ | 全長約652mm/最大幅約300mm/GB350専用(GB350S不可) |
| 特徴 | 座面を下げたローダウン形状、内もものサイドを絞り足つきを改善 |
SR400で1人乗りのカフェレーサー風シートを比べたい方は、こちらの記事で他社品も含めて整理しています。

SR400にシングルシートを付けたい――そう思ったことがあるライダーは多いのではないでしょうか。ノーマルのダブルシートでも十分にかっこいいSR400ですが、シン…
TAPERED CONEマフラーは公道で使える?1.65kgの軽さと「レース用」表記の意味
純正3.3kgに対して1.65kg、音量は純正と同程度
GB350用のTAPERED CONEスリップオンマフラーは、GOODS ESPECIALLYブランドのオールステンレス製マフラーです。メガホン形状にテーパーコーンのエンドを組み合わせたクラシカルなデザインで、公式価格は38,500円(税込)。最大の特徴は重さで、公式によると純正マフラーが3.3kgなのに対して、TAPERED CONEは1.65kg。純正比-50%と、半分の重さになります。
音については、ストレート構造と成形ウールを組み合わせたインナーバッフルで、純正と同程度の音量に抑えたとされています。公式の近接排気騒音の値は、アイドリングの1000rpm時が74db(純正74.4db)、2750rpm時が85db(純正84.3db)。数字で見ると、音量はほぼ純正並みで、音質だけをシングルらしい弾ける音に変えることを狙った製品だとわかります。全長は約510mm、最大径は100mmです。
職人が1本ずつ作るMADE IN JAPAN品なので、公式には「受注に対して生産が追い付かない場合があります」との記載もあります。欠品時はバックオーダーでの予約を案内しています。
公式ページに「本製品はレース用です」と書かれている
ここは見落とさないでください。TAPERED CONEのGB350用の商品ページには「本製品はレース用です。公道での使用はお控え頂く様お願い致します」と明記されています。音量が純正と同程度でも、メーカーが公道使用を前提にしていない以上、車検や街乗りに使う前提で買うのは避けるべきです。
マフラーを交換して公道を走るには、騒音や排出ガスの基準に適合していることを示す必要があり、一般的には認証プレートなどで適合を証明できる製品を選びます。サーキット走行会やイベント展示用として買う、あるいは「公道用は純正、走行会用にTAPERED CONE」と付け替える、という使い分けが現実的です。
適合はGB350(21~24年)で、GB350S用は別品番です。2025年以降のモデルに付くかは公式ページに記載がないので、年式が新しい車両の場合は事前に問い合わせましょう。取り付け時はガスケットを純正新品に交換することが推奨されています。
マフラーは「音量が純正並み」かどうかではなく、「公道使用が認められた製品か」で判断します。TAPERED CONEは公式がレース用と明記しているため、公道を走る車両に付けたままにするのは避けましょう。詳しくはGOODS公式の商品ページの注意書きを確認してください。
SR400用のTAPERED CONEはすでに廃番、探すときの注意点
「SRにもTAPERED CONEがあったはず」と探している方もいるでしょう。SR400・FI(18年-Final)用のTAPERED CONEスリップオンマフラーは、GOODS公式の商品ページで[廃番]表記になっています。つまり、現在は新品をGOODSから買うことはできません。
中古やフリマで探す場合、製品の状態と付属品(バンドなど)を確認するのはもちろん、販売者の信頼性にも注意が必要です。後で詳しく触れますが、GOODS公式は「廃版商品の販売」をしている通販サイトを詐欺の典型例として注意喚起しています。新品で売られている廃番品は、まず疑ってかかりましょう。
SR400で公道使用できるマフラーを探しているなら、車検対応品を中心に比べた記事も参考になります。

SR400のマフラー交換を考えているけれど、種類が多くてどれを選べばいいか分からない——そんな悩みを持つライダーは少なくありません。SR400は1978年の初代…
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 純正3.3kg→1.65kgで半分の重さ 近接排気騒音は純正と同程度の数値 オールステンレスの国内生産品 | 公式がレース用と明記、公道使用は不可 適合はGB350(21~24年)のみ 生産が追い付かず欠品することがある |
XSR125オーナーが最初に付けたいZAMAパーツはどれ?

ローダウンリンク:7,920円でリアを約26mm下げる
XSR125の足つきが気になる方にとって、費用対効果が高いのがZAMAのローダウンリンクです。公式価格は7,920円(税込)。リンクプレートを交換するだけで、リアホイール中心で約26mm、前乗車位置で約10mmのローダウンができます。サスペンション本体は純正のまま使うので、乗り心地を大きく変えずに車高だけを下げられるのが利点です。
ヤマハのXSR125公式ページによると、XSR125のメーカー希望小売価格は506,000円(税込)で、車両重量は137kg。ヤマハもローダウンリンクとロータイプシートを組み合わせて約30mm足つきを改善するXSR125 LOWを用意しているほどで、足つきは購入時に気にされやすいポイントです。すでに標準モデルを買った方が後から足つきを改善したい場合、このリンクは手軽な選択肢になります。
注意点は、締め付けトルクの管理です。公式Q&Aでは44N・mと回答されています。リンク周りは走行中の安全に直結する部分なので、トルクレンチを持っていない場合はショップに依頼しましょう。また、ローダウンするとサイドスタンドでの車体の傾きが変わるので、駐車時の安定も確認してください。
ダークバー/コンフォート:前のめりの姿勢を楽にする専用ハンドル
通勤やツーリングで手首や肩が疲れるなら、ダークバー/コンフォートを検討する価値があります。純正ハンドルより少し手前に絞りを加えたXSR125専用ハンドルで、公式価格は12,980円(税込)。純正の少し前のめりな姿勢から、肘が少し曲がる程度のゆとりあるポジションに変わると公式は説明しています。
サイズは幅約718mm、高さはグリップ部分水平時で約80mm、立ち上げ垂直時で約100mm、引きは約90mm、クランプ幅は約120mm。純正ワイヤーのまま装着でき、スイッチボックスやスロットルの回り止め用の穴もあらかじめ開いているので、穴あけ加工は不要です。初めてハンドル交換をする方でも挑戦しやすい仕様になっています。
デメリットとしては、引きが増えることでハンドルの切れ角やタンクとの距離感が変わる点が挙げられます。取り付け後はハンドルをフルロックまで切って、ケーブルの突っ張りや配線の挟み込みが無いかを必ず確認しましょう。
スムースダークフェンダーレスキット:リア周りをすっきりさせる
見た目を変えたいなら、リア周りから手を付けるのが効果的です。スムースダークフェンダーレスキットは、純正の樹脂製ナンバーステーと交換してリア周りをすっきりさせるキットで、公式価格は9,900円(税込)。LEDナンバー灯と延長コード、ボルト・ナットが付属し、サイズは縦約200mm×横約200mmのスチール製です。国内仕様のXSR155にも装着できます。
ウインカーはM10用の取付穴があり、公式はシーケンシャルウインカーとの組み合わせを推しています。ネオレトロな車体の後ろ姿を引き締めたい街乗り派に向いたパーツです。
大事な注意点は、純正ウインカーが使えないことです。キットの価格だけで予算を組むと、別途ウインカー代が必要になって想定より高くつきます。LEDウインカーに替える場合は、ハイフラッシャー対策のリレーが必要になることもあるので、ウインカーの説明書もあわせて確認しましょう。
W/P スリムサイドバッグキット:車体に馴染むサイズの積載
XSR125で通勤や日帰りツーリングに使う荷物を積みたいなら、W/P スリムサイドバッグキットが専用設計で付けやすい選択肢です。公式価格は36,685円(税込)で、バッグとサポートのセット。バッグは幅約105mm・高さ約250mm・前後長さ約305mmと、XSRの雰囲気を崩さない大きすぎないサイズで、片側だけの使用も可能です。
サポートはドリルドホールのデザインで、バッグを外しても車体の見た目を損なわないよう配慮されています。ベルトの裏側に隠れるようにワンタッチバックルが付いているので、クラシカルな見た目のまま開け閉めが簡単。バッグには防犯ロック用の金具があり、鍵を用意すれば駐輪中の対策もできます。カラーはBLACK・BROWN・VINTAGE BROWNの3種類です。
注意点は、取材時点でBLACKが欠品中だったことと、価格です。バッグキットとしては高めなので、キャンプ道具のような大きな荷物を積むなら、容量の大きいシートバッグと比べて検討しましょう。
レトロな見た目のシートバッグを容量・素材で比べたい方はこちら。

SR400やXSR900、W800といったクラシック・ネオクラシック系バイクに乗っていると、積載グッズ選びで必ずぶつかる壁があります。「機能的なシートバッグを付…
| XSR125用ZAMAパーツ | 税込価格 | 効果 | 取り付けの注意 |
|---|---|---|---|
| ローダウンリンク | 7,920円 | リア約26mmダウン | トルク44N・m |
| ダークバー/コンフォート | 12,980円 | 引き約90mmで姿勢にゆとり | 穴あけ不要 |
| フェンダーレスキット | 9,900円 | リア周りをすっきり | 純正ウインカー不可 |
| スリムサイドバッグキット | 36,685円 | 片側使用も可の積載 | 欠品カラーあり |
レブル用キットや溶接パーツは、自分で付けても大丈夫?
リアコンバージョンKIT:レブルのリアをコンパクトにまとめる
レブル250(MC49)・500(PC60)の大きな純正テールランプとウインカーをすっきりさせたいなら、GOODSのリアコンバージョンKIT LEDラウンドテールが候補になります。公式価格は19,800円(税込)。ナンバーの位置を移設し、小ぶりなLEDテールランプとリフレクターを組み合わせて、リア周りをスマートに見せるキットです。サイズは縦約60.5mm×横約130mmで、ステーはスチール製。
ウインカーステーが付いているので、好みのM10ウインカーを取り付けられます。テールカバー無しのシンプルなタイプのほか、オリジナルのビレットテールカバー付きのタイプもラインナップされていて、ボバー寄りに仕上げたい方やカフェスタイルに振りたい方など、好みで選べるのが良いところです。
一方で、取り付けには配線の加工が必要と公式に書かれています。純正カプラーを差し替えるだけのパーツではないので、電装の作業に慣れていない方は最初からショップに依頼する前提で予算を組みましょう。
失敗パターン②:LEDウインカーに替えたら点滅が速くなった
リア周りのキットでよくあるのが、LEDウインカーに替えた直後のハイフラッシャーです。たとえば、レブル250にリアコンバージョンKITを付け、ついでにウインカーも小さなLEDに交換したら、点滅が異常に速くなってしまった――という状況です。原因は、LEDの消費電力が小さく、純正のウインカーリレーが「球切れ」と判断してしまうことにあります。
GOODSの商品ページでも「ウインカーによっては、リレーの交換が必要になる場合がございます」と注意書きがあり、参考としてLED対応のウインカーリレーが年式別に案内されています。2017〜2019年式と2020年式以降ではリレーの種類が違うので、自分のレブルの年式を確認してから選ぶのが対策です。キット・ウインカー・リレーの3点を同時に注文しておけば、作業が途中で止まることもありません。
なお、ウインカーの位置や間隔、テールランプの明るさには保安基準があります。カスタム後に車検や点検で指摘されないよう、取り付け位置は説明書どおりに守りましょう。
ローダウン&ロング アクスルプレート:8,800円でも作業は上級者向け
SRで本格的なチョッパーやボバーを作りたい方向けに、ローダウン&ロング アクスルプレートというパーツもあります。公式価格は8,800円(税込)と安いのですが、中身は純正スイングアームに溶接して、車軸の位置を約35mmダウン、50mmロングの位置に移設するためのプレートです。厚みは8.6mmのスチール製です。
価格だけを見て手を出すと失敗します。公式の注意書きには、チェーンを428サイズの138Lにすること、サス受けにサスペンションマウントブッシュを使うこと、そして施工には治具などによる正確な位置出しや、トルクロッド・ブレーキアームの延長が必要なことが書かれています。左右の車軸位置がずれると直進安定性が落ちるので、溶接の腕と治具を持つカスタムショップに任せる前提のパーツと考えましょう。
逆に言えば、ショップで車体ごとカスタムを依頼するときに「このプレートを使いたい」と相談すれば、ホイールベースを伸ばしたロー&ロングのスタイルを比較的低い部品代で作れるということです。工賃は作業内容によって大きく変わるので、事前に見積もりを取ってください。
goods バイクパーツはどこで買う?偽サイトと取付先の選び方
基本は公式通販、20,000円以上なら通常送料はかからない
GOODS製品を確実に手に入れるなら、まずはGOODS公式ショッピングサイトが基本です。商品ページに税込価格と在庫数、欠品時の次回入荷予定まで表示されるので、ほかの通販サイトよりも状況がわかりやすいのが利点です。注文には会員登録が必要ですが、年会費などはかかりません。
配送は佐川急便で、営業日の15時までの注文なら最短翌日着の指定ができます。土日は発送しないので、週末のガレージ作業に間に合わせたいなら木曜までに注文しておくと安心です。公式のご利用ガイドによると、商品代金20,000円未満の通常送料は700円(税抜)で、北海道は2,400円(税抜)、沖縄は2,600円(税抜)。20,000円以上になると通常送料はかからず、北海道は1,300円(税抜)、沖縄は1,500円(税抜)になります。代引き手数料は商品代金によって400円(税抜)または600円(税抜)です。
ローダウンリンクやフェンダーレスキットのような1万円以下のパーツを1点だけ買うと送料の比率が上がるので、グリップやミラーなど次に欲しい小物と合わせて注文するのが賢いやり方です。
「激安GOODS」は偽サイトを疑う
GOODSは公式サイトで偽物・偽サイトへの注意喚起を出しています。内容をまとめると、①大幅な割引で売られている商品に注意、②ヤフーやAmazonでも当社商品の偽物の販売が目立っている、③すでに廃版になった商品を売っているサイトに注意、④SSL認証を受けた通販サイトを利用すること、の4点です。偽サイトで買うと、粗悪品が届く、代金を払っても商品が届かない、といった被害に遭う可能性があるとしています。
実は、ここが「GOODSのパーツを安く買いたい」人ほど引っかかりやすいポイントです。GOODSは公式で「弊社商品はこのような割引金額での流通はまず考えられません」と書いていて、大幅な値引きそのものが偽物のサインになります。安さを比べて買い物をするのは普通のことですが、GOODSに関しては公式価格を基準にして、そこから大きく外れた価格を見たら手を止めるのが正解です。
前の章で触れたSR400用TAPERED CONEのような廃番品が「新品・在庫あり」で売られているのも、公式が挙げる典型例です。公式ページで廃番表記を確認してから判断しましょう。
豊中本社なら店頭で受け取れる、取付と車検は猪名川へ
関西在住の方は、実店舗も使い分けられます。GOODSの取扱い商品は豊中の本社で店頭販売が可能です。ただし商品の展示は行っておらず、WEBで欠品している商品は店舗にも在庫がありません。買う商品が決まっている場合は、事前に連絡しておけば商品を確保してもらえます。電話対応は10:00~15:00なので、連絡は平日の日中に済ませましょう。
| 住所 | 〒561-0804 大阪府豊中市曽根南町3-10-2 |
| 電話番号 | 06-6865-4000 |
| 営業時間 | 9:00~18:00(電話対応は10:00~15:00) |
| 定休日 | 土曜日・日曜日(臨時休業日は公式カレンダーで確認) |
| 駐車場 | あり |
| 公式サイト | 公式サイト |
取り付けや車検を頼みたい場合は、兵庫県猪名川町のサービスショップ「モーターガレージグッズ」が窓口になります。2023年8月17日から猪名川町で営業していて、修理は完全予約制。車検の基本料金は国産シングル/ツイン系で50,000円(税抜)、国産アメリカンで60,000円(税抜)と公式に掲載されています。カスタム車の車検にも対応していますが、カスタムの度合いによっては受けられない場合もあるとのことです。
| 住所 | 〒666-0214 兵庫県川辺郡猪名川町清水岡ノ下38 |
| 電話番号 | 072-743-9068 |
| 営業時間 | 9:00~18:00 |
| 駐車場 | あり |
| 公式サイト | 公式サイト |
注意点として、車両持ち込みカスタムの請負は当面停止していると公式で案内されています。また、パーツに関する問い合わせは豊中本社が窓口で、猪名川の店舗では対応できないと明記されています。どちらに何を聞けばいいかを間違えると、たらい回しになってしまうので気をつけましょう。
あなたのバイクとスタイル別:最初の1点の選び方
ここまでの内容を、読者のタイプ別に整理します。SR400/500でノーマルの雰囲気を残したい方は、純正比-30mmのG-SUSPENSION300(27,500円)が第一候補。在庫がなければ、乗り心地重視の280(36,080円)を検討しましょう。SRでボバーやチョッパーを作りたい方は、265のサスとGOODSEAT SADDLEの組み合わせで、まずシルエットを作ってから細部を詰めていくのがおすすめです。
GB350で街乗りが中心の方は、足つきとクラシック感を同時に変えられるGOODSEAT SLENDER(41,800円)が満足度の高い1点です。マフラーのTAPERED CONEはレース用なので、公道車両の最初の1点には選ばないでください。XSR125に乗り始めたばかりの方は、7,920円のローダウンリンクで足つきを整え、慣れてきたらダークバー/コンフォートで姿勢を楽にする、という順番が無理のない予算配分です。レブル乗りはリアコンバージョンKITが見た目の変化が大きい1点ですが、配線加工が必要なのでショップ作業込みで考えましょう。
どのタイプでも共通するのは、「適合年式・グレードを公式ページで確認する」「欠品表示と入荷予定を見る」「取り付け説明書をWEBマニュアルで先に読む」の3つです。この3つを守れば、届いてから付かない・付けられないという失敗の大半は防げます。
GOODSのパーツは公式通販を基準にし、公式価格から大きく外れた激安品には手を出さないこと。豊中本社は店頭受け取り、猪名川のモーターガレージグッズは修理・車検の窓口と役割が分かれています。パーツの質問は豊中本社へ、と覚えておきましょう。
まとめ
最初の一歩としては、自分の車種名でGOODS公式サイトを検索し、気になるパーツの適合年式と在庫表示を確認してみてください。そのうえでWEBマニュアルの説明書を読み、自分で付けるかショップに頼むかを決めれば、無駄な出費をせずにカスタムを始められます。
※価格・在庫・適合は2026年10月時点のGOODS公式サイトの情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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