バイクのおすすめリュック6選|防水性能と容量で比較する通勤・ツーリング別の選び方

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「バイク用のリュックって、普通のリュックと何が違うの?」——通勤やツーリングで背負うバッグを探し始めると、まずここでつまずく人が多いはずです。値段も容量もバラバラで、防水と書いてあっても本当に雨に耐えるのか判断しづらい。せっかく買ったのに背中が蒸れる、走行中にズレて疲れる、中身が濡れた、という失敗もよく聞きます。

結論から言うと、バイク用リュックは「防水性能・体へのフィット(固定)・容量」の3点で選べば大きく外しません。街乗り中心なら15〜20L前後、日帰り〜1泊ツーリングなら25L前後が使いやすい目安です。価格は6,000円台の入門モデルから45,000円超の本格派まで幅がありますが、用途に合っていれば1万円前後でも十分に戦えます。

この記事では、公式スペックで確認したバイク用リュック6モデルを、防水性能と容量、重量、価格で比較します。国産の通勤向けから大容量のツーリング向けまでタイプ別にまとめ、シーン別の使い分けや、サイズ選び・固定で失敗しないコツまで具体的に解説します。バイク仲間に「これ良かったよ」と教える感覚で、リアルな注意点も正直にお伝えします。

📌 この記事でわかること

・バイク用リュックが街用リュックと違う4つのポイント
・防水・容量・重量・フィットで選ぶ具体的な判断基準
・公式価格・スペックで比較したおすすめ6モデル(6,490円〜45,650円)
・街乗り/ツーリング/通勤/高速のシーン別の選び方と失敗回避のコツ

目次

バイク用リュックが街用リュックと決定的に違う4つのポイント

バイク用リュックが街用リュックと決定的に違う4つのポイントの解説画像

同じリュックでも、バイクで背負う前提のモデルは街用と設計思想がまったく違います。ここを理解しておくと、店頭やネットでスペックを見たときに「これは自分の使い方に合うか」を判断できるようになります。まずは4つの違いを押さえておきましょう。

雨に降られる前提の「防水構造」になっている

最大の違いは防水への本気度です。バイクは屋根がないため、走行中の雨は真上からではなく前方から叩きつけるように当たります。街用リュックの多くは撥水どまりで、縫い目やファスナーから浸水しますが、バイク用は生地自体に防水コーティングを施し、ロールトップ(口を巻いて閉じる方式)や防水ファスナーで浸水経路をふさいでいます。たとえばデグナーのNB-12はポリエステル/PVC素材のロールトップ式で、コミネのバックパックはTPUコーティング生地を採用しています。ただし「防水」と「完全防水」は別物で、後述するように過信は禁物です。通勤・通学で毎日乗る人ほど、この防水構造の有無が満足度を大きく左右します。

走行中にズレない「体への固定機構」がある

バイク用リュックには、チェストハーネス(胸ベルト)やウエストベルトが標準装備されているモデルが多くあります。理由は明確で、前傾姿勢や加速・減速のたびにリュックが背中で暴れると、肩に負担がかかり長距離で疲れるからです。RSタイチのRSB278にはロック機能付きウエストベルトとチェストハーネスが付き、Kriegaは独自のQuadlocハーネスで荷重を分散します。街乗りでも信号のストップ&ゴーが多い市街地では、この固定機構があるだけで体感の疲労が変わります。逆に、胸・腰のベルトがないモデルは高速道路や長距離ではズレやすいと考えておきましょう。

背中の蒸れを抑える「ベンチレーション」設計

バイクは自転車ほど背中に風が回らないため、リュックを背負うと背中に熱がこもりやすいのが弱点です。そこで背面や肩ベルトに3Dメッシュを配して、汗の逃げ道を作ったモデルが増えています。コミネのSA-253は背中と肩ベルトに3Dメッシュを採用し、汗のこもりを抑える設計です。夏場に毎日通勤で背負う人や、汗をかきやすい人にとっては、この通気設計の有無が快適さを分けます。ただしメッシュを厚くすると背中が浮いて容量効率が落ちる面もあり、真夏重視か積載重視かで選び方が変わります。

夜間に目立つ「リフレクター」が付いている

バイク用リュックの多くは、フロントや肩ベルトにリフレクティブ(反射)素材を配しています。ライダー自身が被視認性を高めるためで、コミネのSA-253はフロントと肩ベルトにリフレクティブパイピングを備えます。夜間走行や早朝・夕方の通勤が多い人にとっては、背中で反射してくれるリュックは後続車へのアピールになります。街用リュックにはこの発想がほぼないため、暗い時間帯に乗るなら反射材の有無は確認したいポイントです。

💡 ライダーメモ

背負うタイプのリュックは、荷物が重いほど肩と首に荷重が集中します。5kgを超える荷物を毎日運ぶなら、リュックにこだわるより車体側のシートバッグやサイドバッグに分散したほうが体はラクです。背負う荷物は3kg前後までに抑えるのが、長く快適に付き合うコツです。

バイクのおすすめリュックを選ぶときの5つの判断基準

ここからは、実際に買うときにチェックすべき5つの基準を整理します。カタログの数字をどう読めばいいのか、用途別にどこを優先すべきかを具体的に見ていきましょう。

防水は「完全防水」か「簡易防水」かを見分ける

防水表記は言葉のニュアンスに注意が必要です。ロールトップ+防水インナーライナーを持つKriega R25は「メインコンパートメント100%防水」を掲げる一方、デグナーNB-12は同じロールトップ式でも「構造上、完全防水ではない」と公式が明記しています。つまり同じ形式でも守備範囲が違うのです。通勤で毎日雨に当たる可能性があるなら100%防水クラス、たまの雨をしのげれば十分なら簡易防水でコストを抑える、と割り切るのが賢い選び方です。電子機器を入れるなら、防水バッグでも中身は念のためジップロックに入れておくと安心です。

容量は15〜30Lの範囲で用途に合わせる

容量選びは「何を運ぶか」で決まります。財布・スマホ・A4書類・弁当程度の通勤なら15〜20L、日帰りツーリングで上着や飲み物を持つなら20〜25L、1泊分の着替えまで背負うなら25〜30Lが目安です。今回紹介するモデルではDH-739が16L、RSB278とR25が25L、NB-12が30Lと幅があります。大きいほど便利に見えますが、容量が増えるほど荷物も増えて重くなり、背中の負担に直結します。普段の荷物量を思い浮かべて、少し余裕がある程度のサイズに留めるのが失敗しないコツです。

重量は「空の状態」でチェックする

意外と見落とされがちなのが本体重量です。DH-739は960gと軽量な一方、防水性と耐久性を高めたKriega R25は1,800gあります。差の約840gは、中身を入れる前からの差です。毎日背負う通勤用なら1kg以下の軽量モデルが体に優しく、多少重くても頑丈さと防水を優先したいツーリング派はR25のような重量級も選択肢になります。カタログの重量欄は必ず確認し、軽さと機能のどちらを取るかを先に決めておきましょう。

⚠️ サイズ選びの失敗パターン

「大は小を兼ねる」と考えて30Lを買ったものの、普段は10L分しか入れず、余った生地が背中でグシャッとつぶれて型崩れ・見た目が悪くなる——これはよくある失敗です。対策は、ロールトップ式なら口を巻く回数で容量を絞れるモデルを選ぶこと。NB-12のように巻き数で容量を調整できるタイプなら、荷物が少ない日もコンパクトに保てます。

PC・プロテクター収納の有無で通勤適性が決まる

ノートPCを持ち運ぶ通勤ライダーは、クッション入りのPCポケットがあるかを必ず確認しましょう。コミネのウォータープルーフバックパックには衝撃吸収パッド入りポケットが備わり、PCや背中用プロテクターを収納できる構造になっています。万一の転倒時、背中に硬いPCが入っていると危険なので、背中側にクッション性のある収納があるかは安全面でも重要です。書類だけの人には不要ですが、PC通勤なら妥協したくないポイントです。

体格に合うハーネスとフィット感を優先する

最後は体へのフィットです。いくら高機能でも、肩幅や身長に合わなければ背中で暴れます。Kriegaはアロイリング・ハーネスアジャスターで背負い位置を細かく調整でき、RSタイチもチェストハーネスとウエストベルトで固定できます。小柄な人はベルト位置が下がりすぎないか、体の大きい人はベルトの長さが足りるかを、可能なら実店舗で試着して確認しましょう。通販で買う場合はサイズ表と自分の身長・肩幅を照らし合わせるのが失敗回避の近道です。

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バイクおすすめリュック6選を防水性能と容量で徹底比較

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ここでは、公式スペックで確認した6モデルを一覧で比較します。価格・容量・重量・防水方式を並べると、自分の用途に合う1本が見えてきます。まずは全体像を早見表で掴んでください。

モデル 容量 重量 税込価格 防水方式
デグナー NB-12 30L 6,490円 ロールトップ(簡易)
RSタイチ RSB278 25L 0.96kg 8,580円 ロールトップ
HenlyBegins DH-739 16L 960g 9,350円 ファスナー防水
コミネ SA-253 22L 13,200円 防水仕様(3Dメッシュ背面)
RSタイチ RSB283カーゴ 25L 14,080円 WP(7収納)
Kriega NEW R25 25L 1,800g 45,650円 100%防水ロールトップ

※価格・スペックは各メーカー公式サイト掲載値(バイク乗りのミーティング調べ)。「—」は公式に重量記載がない項目。

価格帯は6,000円台から45,000円台まで7倍の開き

まず驚くのが価格の幅です。最安のデグナーNB-12が6,490円、最高額のKriega R25が45,650円と、実に7倍の開きがあります。この差は主に「防水の完成度」と「ハーネスの作り込み」「素材の耐久性」に表れます。安価なモデルは簡易防水とシンプルなベルト、高価なモデルは100%防水と荷重分散ハーネス、耐摩耗性の高いコーデュラ生地という構図です。年に数回しか雨に当たらない人が45,000円の完全防水を買う必要はなく、逆に毎日雨天通勤する人が6,000円の簡易防水では物足りません。使用頻度と予算のバランスで選びましょう。

容量16〜30Lは荷物量で素直に絞れる

容量は16L(DH-739)から30L(NB-12)まで揃っています。財布・スマホ・薄手の上着くらいならDH-739の16Lで足り、日帰りツーリングで飲み物やカメラを持つなら22〜25LのSA-253やRSB278、RSB283が守備範囲です。1泊分の着替えを背負うなら30LのNB-12が候補になります。ただし前述の通り、容量が大きいほど重くなり背中の負担が増えるため、「常に満載しない」前提で1サイズ小さめを選ぶと日常使いがラクになります。

迷ったら「防水の必要度×予算」で3択に絞る

選択肢が多くて迷ったら、まず防水の必要度で3つに絞りましょう。①雨天通勤が多く濡らせない荷物がある→Kriega R25やコミネSA-253クラス。②晴れ中心でたまに雨をしのげれば十分→RSタイチRSB278やDH-739。③大容量重視で価格を抑えたい→デグナーNB-12。この3択に落とし込めば、あとは容量とデザインの好みで決めるだけです。全部入りを狙うより、自分の使い方で最も効く1点を優先したほうが満足度は高くなります。

通勤・街乗り向けの国産バイクリュック3選

まずは毎日の通勤や街乗りで使いやすい、国産ブランドの3モデルを紹介します。軽さ・価格・扱いやすさのバランスが良く、初めての1本にも選びやすいラインナップです。

RSタイチ RSB278|25Lで1万円切りの万能モデル

結論として、価格・容量・機能のバランスで最初におすすめしたいのがRSタイチのRSB278 WPバックパックです。税込8,580円で容量25L、本体重量は0.96kg(梱包込)と軽く、表地はポリエステル100%、裏地はポリエステル70%+TPU30%でメイン収納はロールトップの防水構造です。サイズはH500×W350×D150mmで、6色展開なので服装に合わせやすいのも魅力。ロック機能付きウエストベルトとチェストハーネスで走行中のズレを抑えます。通勤からちょっとしたツーリングまで1本でこなしたい人に向きます。注意点は、ロールトップは口をしっかり巻かないと防水性が落ちること。雨の日は面倒でも3回以上巻いて閉じましょう。

🏍 スペック情報
商品名RSB278 WP バックパック
メーカーRSタイチ(RS TAICHI)
価格8,580円(税込)
重量0.96kg(梱包込)
容量・サイズ25L/H500×W350×D150mm
特徴ロールトップ防水・チェストハーネス・6色展開

公式情報の確認はRSタイチ公式通販(RSB278)から。

HenlyBegins DH-739|960gの軽さと9,350円の入門機

とにかく軽く、扱いやすい入門機が欲しいならデイトナのHenlyBegins DH-739がおすすめです。容量16L、重量960g(付属品込)、サイズH400×W300×D140mmと通勤に扱いやすいサイズ感で、引き裂き強度に優れたリップストップ生地を採用。以前のマジックテープ式からファスナー式開閉に変わり、荷こぼれの不安が減りました。税込9,350円(公式標準価格)と手を出しやすく、A4書類やお弁当を運ぶ日常使いにちょうど良いサイズです。注意点は16Lと控えめな容量なので、上着やヘルメット以外の大物を背負うツーリングには手狭なこと。あくまで街乗り・通勤メインと割り切ると満足度が高いモデルです。

詳細はデイトナ公式(DH-739)で確認できます。

コミネ SA-253|背中が蒸れにくい3Dメッシュ設計

夏場の汗のこもりが気になる人には、コミネのSA-253 WPバックパックが向いています。容量22Lで税込13,200円、背中と肩ベルトに3Dメッシュを配し、汗のこもりを抑える設計が最大の特徴です。フロントと肩ベルトにはリフレクティブパイピングが入り、夜間の被視認性も確保。コミネらしく防水仕様で、日常使いからカジュアルなツーリングまで対応します。使い方としては、汗をかきやすい夏の通勤や、背中の蒸れが苦手な人に効きます。注意点として、3Dメッシュで背中が浮く構造は快適な反面、荷物の重心がやや後ろに来やすいので、重い荷物を詰め込むときはウエストベルトで固定するのがコツです。

スペック詳細はコミネ公式サイトで確認しましょう。

ツーリング・大容量派に選ばれる本格リュック3選

ツーリング・大容量派に選ばれる本格リュック3選の解説画像

続いて、日帰り〜1泊ツーリングや大容量を求める人向けの3モデルです。防水性や積載力に振った本格派で、長く付き合える相棒を探している人に向きます。

Kriega NEW R25|100%防水と荷重分散の最高峰

予算をかけてでも防水と背負い心地を突き詰めたいなら、KriegaのNEW R25が候補筆頭です。税込45,650円と高価ですが、容量は25L(100%防水メイン20L+クイックアクセス5L)、素材は420Dコーデュラライトと1000Dコーデュラ、YKKジップを使い、耐久性は折り紙付き。メインはロールトップと取り外し可能なインナーライナーで100%防水を実現します。重量は1,800gと重めですが、独自のQuadlocハーネスとアロイリング・アジャスターで荷重を体に分散し、長距離でも肩の負担を減らします。高速道路を使う長距離ツーリングや、雨に降られても中身を絶対に濡らしたくない人に最適です。注意点は価格と重さで、街乗り中心のライトユーザーにはオーバースペックになりがちです。

🏍 スペック情報
商品名NEW R25 バックパック
メーカーKriega(クリーガ)
価格45,650円(税込)
重量1,800g
容量25L(防水メイン20L+クイックアクセス5L)
特徴100%防水ロールトップ・Quadlocハーネス・コーデュラ生地

公式情報はKriega Japan公式(NEW R25)から。

RSタイチ RSB283カーゴ|7つの収納で荷物を整理

荷物を細かく仕分けしたいツーリング派には、RSタイチのRSB283 WPカーゴバックパックが便利です。税込14,080円で容量25L、大小7つの収納スペースを備え、工具・雨具・貴重品などを目的別に整理できるのが強みです。ガジェット類やツーリンググッズが多い人ほど、この分割収納の恩恵を受けます。使い方としては、荷物の出し入れが多い日帰り〜1泊ツーリングで、いちいち全部の荷物をひっくり返さずに済むのが快適です。注意点として、収納が多いぶん本体構造がやや複雑で、どこに何を入れたか把握しておかないと逆に探す手間が増えます。定位置を決めて使うのがおすすめです。詳細はRSタイチ公式通販(RSB283)で確認できます。

デグナー NB-12|30L・6,490円のコスパ大容量

大容量を安く手に入れたいなら、デグナーのNB-12マルチレインバッグが最有力です。税込6,490円ながら容量30L、サイズは縦50×横34×幅18cm、素材はポリエステル/PVCのターポリン系で、ロールトップ式で口を巻いて閉じます。巻く回数で容量を絞れるので、荷物が少ない日はコンパクトに、多い日は30Lフルに使えるのが便利。キャンプツーリングで着替えや小物をまとめて運ぶ用途に向きます。注意点は、公式が「構造上、完全防水ではない」と明記していること。豪雨での長時間走行では浸水の可能性があるため、濡らしたくない物はビニール袋で二重に保護しましょう。価格を抑えつつ容量を確保したい人の割り切った1本です。詳細はデグナー公式(NB-12)で確認できます。

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シーン別に見るバイクリュックの使い分け方

同じリュックでも、乗り方によって最適解は変わります。ここでは街乗り・ツーリング・通勤通学・高速道路の4シーンで、どのタイプが向くかを整理します。自分の主な使い方に当てはめて読んでください。

街乗り・近所の買い物なら16〜20Lの軽量モデル

街中をちょい乗りするだけなら、容量16〜20Lの軽量モデルで十分です。DH-739の16Lクラスなら財布・スマホ・買い物袋を入れても軽快で、信号の多い市街地でも肩が疲れにくいのが利点。ストップ&ゴーが多い街乗りでは、大容量を背負うより身軽さが快適さに直結します。デザイン性の高いモデルを選べば、そのままカフェや店に入っても違和感がありません。注意点は、買い物で急に荷物が増えると入りきらないこと。折りたたみエコバッグを1枚忍ばせておくと安心です。

ツーリングは25L前後+固定機構で疲労を軽減

日帰り〜1泊ツーリングでは、25L前後で固定機構がしっかりしたモデルが快適です。R25やRSB278のようにチェストハーネスやウエストベルトで体に密着させられると、ワインディングや長時間走行でも背中で暴れず、肩の負担が減ります。飲み物・上着・カメラ・雨具を入れても余裕がある容量が目安。注意点として、背負う荷物が5kgを超えると首・肩の負担が一気に増すため、重い荷物は車体のシートバッグに逃がし、リュックには軽い物・すぐ使う物を入れる二段構えがおすすめです。

リュックのメリットリュックのデメリット
車体を選ばず使える
降りてもそのまま持ち歩ける
貴重品を身につけられる
重い荷物で肩・首が疲れる
夏は背中が蒸れやすい
大容量は積載に限界がある

通勤・通学は防水+PCポケットを最優先

毎日乗る通勤・通学では、防水性能とPC・書類の保護を最優先しましょう。雨の日も乗る前提なら、コミネのTPUコーティング+PCポケットのように、濡らしたくない物を守れる設計が安心です。反射材付きなら夜間の帰宅も安全。使い方のコツは、毎朝の準備を短くするため、定位置収納のある多ポケットモデル(RSB283など)を選ぶこと。注意点は、通勤バッグは開閉頻度が高いので、ロールトップより素早く開けるファスナー式のほうがストレスが少ない場合もあります。雨の頻度と開閉のしやすさを天秤にかけて選びましょう。

高速道路は荷重分散ハーネス付きが安心

高速道路を長時間走るなら、荷重分散に優れたハーネス付きモデルが疲労を大きく左右します。R25のQuadlocハーネスのように体へ荷重を分散できると、風圧を受け続ける高速でもリュックが暴れず、肩こりを抑えられます。逆に胸・腰のベルトがないモデルは、風でリュックが後ろに引っ張られ、無意識に前傾を保とうとして疲れます。注意点として、高速では走行風でロールトップの巻きが甘いと浸水・エア噛みが起きやすいので、出発前にしっかり巻いて締め込むことが大切です。

バイクリュックでよくある失敗と長く使うコツ

最後に、購入後に「しまった」となりやすい失敗と、リュックを長持ちさせるコツをまとめます。買う前に知っておくだけで、無駄な出費や二度手間を防げます。

実は「防水」を過信するとやられる

意外と知られていないのですが、「防水」と書かれたリュックでも、使い方次第で中身は濡れます。ロールトップは巻きが甘いと浸水し、防水ファスナーも経年で撥水が落ちます。デグナーNB-12のように公式が「完全防水ではない」と明記するモデルもあり、逆に正直な表記こそ信頼できます。対策はシンプルで、濡らしたくない電子機器や書類は、防水リュックの中でもさらにジップロックやドライバッグで二重に守ること。「防水リュックだから大丈夫」と過信せず、最悪を想定した一手間が、雨の日の安心につながります。

⚠️ 固定まわりの失敗パターン

チェストハーネスやウエストベルトを面倒がって締めずに走り、加速のたびにリュックが後ろへズレて、無意識に肩をすくめて走り続けた結果、ツーリング後半で首と肩がガチガチに——これはよくある失敗です。対策は、出発前に胸・腰のベルトを必ず締めること。ひと手間で荷重が体に密着し、同じ荷物でも疲労感がまるで変わります。

ロールトップは「巻き数」で防水も容量も変わる

ロールトップ式リュックを使うなら、口を巻く回数を意識しましょう。巻き数が少ないと防水性が落ち、容量は増えますが浸水リスクが上がります。逆にしっかり巻けば防水性は高まりますが容量は減ります。雨の日は最低3回以上巻いて締める、晴れの日で荷物が多ければ巻きを緩める、と使い分けるのがコツです。NB-12やR25、RSB278のようなロールトップ式は、この巻き数の調整が使いこなしの肝。慣れれば天候と荷物量に合わせて自在に調整できるようになります。

Q. 普通のリュックをバイクで使うのはダメですか?
A. 短距離・晴天の街乗りなら使えますが、常用はおすすめしません。防水がないと雨で中身が濡れ、胸・腰のベルトがないと走行中に背中で暴れて疲れます。反射材もないため夜間の被視認性も下がります。毎日乗る・雨の日も乗る・長距離を走るなら、バイク専用設計のリュックのほうが安全で快適です。

洗い方とメンテで防水性能を長持ちさせる

リュックを長く使うには、日々のメンテが効きます。泥や砂が付いたら固く絞った布で拭き取り、防水生地はゴシゴシ洗わずやさしく手入れするのが基本です。ロールトップやファスナーに砂が噛むと防水性が落ちるので、開口部は特に清潔に保ちましょう。使わないときは風通しの良い場所で陰干しし、湿気をためないこと。ターポリン系素材は薄い色の服への色移りに注意し、直射日光での長期保管は避けます。こうした一手間で、防水性能もハーネスの調整機構も長持ちします。

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まとめ:バイクリュックは「防水・容量・フィット」で選べば失敗しない

バイク用リュックは、街用リュックとは防水構造・固定機構・通気設計・反射材の4点で明確に違います。選ぶときは「防水性能・容量・体へのフィット」の3軸で考えれば大きく外しません。今回比較した6モデルは、6,490円のデグナーNB-12から45,650円のKriega R25まで幅がありますが、価格の高さより「自分の使い方に合っているか」が満足度を決めます。雨の日も乗るなら防水の完成度を、長距離を走るなら荷重分散ハーネスを、街乗り中心なら軽さを優先しましょう。

最後に、失敗しないための要点を整理します。

  • 防水は「完全防水」か「簡易防水」かを公式表記で確認する
  • 容量は普段の荷物量に合わせ、常に満載しない前提で1サイズ小さめを選ぶ
  • 本体重量は空の状態でチェック。毎日使うなら1kg以下が体に優しい
  • チェストハーネス・ウエストベルトは必ず締めて荷重を体に密着させる
  • ロールトップは巻き数で防水も容量も変わる。雨の日は3回以上巻く
  • 濡らしたくない物は防水リュックの中でもジップロックで二重に守る
  • 背負う荷物は3kg前後まで。重い物は車体のシートバッグに逃がす

最初の一歩としては、通勤・街乗り中心なら8,580円のRSタイチRSB278か960gのDH-739、大容量を安く欲しいなら6,490円のNB-12から検討するのがおすすめです。防水を突き詰めたいならKriega R25が長く付き合える相棒になります。まずは普段運ぶ荷物を書き出し、必要な容量と防水レベルを決めるところから始めてみてください。自分の乗り方に合った1本が見つかれば、通勤もツーリングも快適さが一段上がります。

※価格・仕様は2026年7月時点の各メーカー公式サイト掲載情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

ヤマハSR400・XSRシリーズを中心に、バイクの魅力を発信するライダー。カスタム情報やツーリングスポット、メンテナンスのコツまで、バイクに乗る楽しさを共有しています。これからバイクを始めたい方にも役立つ情報をお届けします。

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