タンクの塗装が色あせてきた、転倒でエクボができた、そもそも今の色に飽きた——バイクのタンクは車体で一番目に入る部分だけに、気になり出すと止まりません。かといって業者に出すと数万円。缶スプレーで自分でやったら安く済むのか、それとも失敗して余計に高くつくのか。悩みどころだと思います。
結論から言うと、材料費だけなら8,237円から一式そろいます(おもしろ塗装工房が公開しているDIY内訳)。一方、業者に単色で頼むと400ccネイキッドのタンクで30,000円前後が相場です。差は約3.6倍。ただしDIYには「乾燥待ちを含めて実作業3〜5日かかる」「耐ガソリン塗料を選ばないと給油口まわりから溶ける」という条件がつきます。
この記事では、耐ガソリン性で選ぶ塗料の違い、実際に使える市販スプレー6製品の価格と容量、7工程に分けた手順と乾燥時間、そして錆びたタンクの下地処理まで、公式サイトで確認できた数値だけを並べて整理します。読み終わる頃には、自分のタンクをDIYで塗るべきか業者に出すべきかがはっきりするはずです。
・DIY材料費8,237円と業者3万円台の内訳、どこで差がつくのか
・耐ガソリン塗料と一般ラッカーの違い(2液ウレタンが必要な理由)
・市販スプレー6製品の価格・容量・塗装面積を並べた比較表
・7工程の手順と、工程ごとの乾燥待ち時間の目安
・錆・凹み・旧塗膜剥離にかかる追加費用と対処法
バイクのタンク塗装はDIYと業者どっちが正解?費用と時間で判断する

DIYの材料費は8,237円から|7点の内訳を全部公開する
缶スプレーだけでタンクを塗り直す場合、材料費は8,237円から始められます。塗装専門のおもしろ塗装工房が公開している内訳は、ウレタンカラー1,720円、サーフェイサー1,836円、ウレタンクリア1,980円、薄め液820円、マスキングテープ270円、耐水ペーパー315円、コンパウンド1,296円の7点です。ここに脱脂剤を足しても1万円は超えません。
この金額で済むのは「缶スプレーで塗る」前提だからです。エアブラシやスプレーガンを導入すると話が変わります。東京パーツの試算では、50Lコンプレッサーが約60,000円、スプレーガン・レギュレーター・ホース一式で約10,000円、塗料と消耗品で約15,000円、初回合計は約75,000円。2回目以降は塗料・消耗品の10,000〜15,000円だけで済むので、タンク以外にサイドカバーやフェンダーも塗る予定があるなら元は取れます。
向いているのは、旧車のタンクを少しずつ仕上げていきたい人や、車体色を自分で決めたい人。逆に「今週末に1回だけきれいにしたい」という目的なら、道具をそろえる手間のほうが負担になります。
注意したいのは、材料費に「失敗したときのやり直し費用」が含まれていない点です。垂れやゆず肌が出て塗り直すと、カラー缶とクリア缶をもう1本ずつ買い足すことになり、実質2倍。初挑戦なら最初からカラー缶を2本用意しておくと精神的に楽です。
業者に頼むと30,000円台から|排気量と塗料で料金が変わる仕組み
専門業者にタンク単色塗装を依頼した場合、400ccネイキッドで30,000円〜が目安です。おもしろ塗装工房が公表している相場表では、オフロード車がソリッド20,000円〜、パール30,000円〜、キャンディー40,000円〜。400ccネイキッドはソリッド30,000円〜、パール40,000円〜、キャンディー50,000円〜。1000ccクラスになるとソリッド50,000円〜、パール60,000円〜、キャンディー70,000円〜と上がっていきます。
料金が排気量で変わるのは、タンクの面積と形状の複雑さが違うからです。大排気量車のタンクはニーグリップ部の抉りが深く、マスキングと吹き付けの手間が増えます。塗料タイプで差がつくのは工程数の違いで、ソリッドは1コート、パールやキャンディーは下地→カラー→クリアの3コート以上になります。
依頼が向いているのは、純正色を正確に再現したい人、キャンディーやパールなど下地からの積層が必要な色を狙う人、そして車検や売却を考えていて仕上がりのムラを避けたい人です。
見落としやすいのが追加費用です。凹み補修が約5,000円〜、古い塗膜の剥離が10,000〜20,000円かかります。ソリッド30,000円のつもりが、剥離と凹み修理で45,000円を超えることも珍しくありません。見積もり時に「剥離込みか」を必ず確認してください。
| DIY塗装のメリット | DIY塗装のデメリット |
|---|---|
| 材料費8,237円〜で済む 好きな色を自分で決められる 2台目・2回目以降は消耗品代のみ 作業自体がカスタムの楽しみになる | 乾燥待ちを含め実作業3〜5日 気温・湿度で仕上がりが左右される 塗り直すと材料費が2倍になる 純正色の完全再現は難しい |
仕上がりの差が出るのは「クリア層の厚みと磨き」だった
DIYと業者で最も差が出るのは色そのものではなく、クリア層の厚みと最終研磨です。業者は焼付や強制乾燥でクリアを厚く乗せ、そのあと耐水ペーパーの2000番前後で肌を均してからバフで磨き上げます。この「研ぎ出し」があるかないかで、映り込みの直線が真っ直ぐ見えるかどうかが決まります。
缶スプレーでも研ぎ出しは可能です。ソフト99のボデーペン ウレタンクリアーは2〜3回塗りで約0.9〜1.4㎡をカバーでき、タンク1個なら十分な厚みを確保できます。ただし薄い層を研ぐと下のカラーが出てしまうため、クリアは最低3回、できれば4回に分けて重ねてから磨くのが安全です。
用途で言えば、街乗り中心で多少の肌感が気にならないならDIYで満足できます。イベントや撮影で寄りの写真を撮る機会が多い人、オーナーズミーティングに持ち込む1台なら、業者の研ぎ出しに投資する価値があります。
気をつけたいのは磨きすぎです。コンパウンドで角(エッジ)を狙って磨くと、そこだけクリアが薄くなって下地が透けます。タンクの稜線やニーグリップの縁は、マスキングテープを貼って保護しながら平面部だけを磨くのがコツです。
同じ塗装ネタなら、ヘルメットのDIY塗装も工程がよく似ています。材料も一部共通なので、あわせて読むと理解が早いはずです。

3つの質問で決まる|あなたはDIY派か依頼派か
判断基準はシンプルに3つです。第一に「作業場所を確保できるか」。塗装には風の少ない屋内的な空間と、24時間以上バイクを分解したまま置ける場所が要ります。マンションのベランダでは飛散した塗料が近隣の車にかかるリスクがあり、現実的ではありません。
第二に「純正色にこだわるか」。純正色の再現はカラーコードから調色するため、缶スプレーだと近似色止まりになるケースがあります。タンクだけ塗り直してサイドカバーと並べたとき、色差が出ると目立ちます。全塗装ならDIYでも違和感は出ません。
第三に「工期を許容できるか」。業者は預けている間バイクに乗れませんが、作業自体はプロが進めます。DIYは自分の休日が塗装と乾燥待ちで埋まります。通勤に使っている1台なら、業者に出して代車期間を短くまとめるほうが合理的です。
この3つで2つ以上「DIYでいける」と思えるなら挑戦する価値があります。逆に1つでも大きな不安があるなら、その部分だけ業者に任せる方法もあります。たとえば剥離と凹み修理だけ依頼し、塗りは自分でやる、という分担です。
塗料選びで9割決まる|耐ガソリン性で分かれる3タイプの違い
ラッカー系は安いがガソリンで溶ける|1,000円台の落とし穴
ホームセンターで1,000円前後で買えるアクリルラッカースプレーは、タンクの本塗りには向きません。理由は溶剤耐性です。ラッカー塗膜はガソリンに触れると軟化・溶解するため、給油時にこぼれた燃料が数分残っただけで表面が曇ったり、指紋が残るほど柔らかくなったりします。
具体例を挙げると、ホルツのカーペイントMINIMIXは300mLで税込768円〜1,868円と手頃で、低VOC対応の使いやすい塗料です。ただしラッカー系なので、これ単体でタンクを仕上げるとガソリンに負けます。使うなら、上から2液ウレタンクリアで完全に封じ込めることが前提です。
ラッカーが活きるのはフェンダーやサイドカバー、エンジンハンガーなど燃料が直接かからない部分。乾燥が早く、失敗しても薄め液で拭き取りやすいので、練習用としても優秀です。
注意点は「クリアで封じれば絶対に安心」ではないことです。クリアにピンホール(微細な穴)が残っていると、そこからガソリンが染み込んでカラー層だけが浮きます。ラッカーをベースにするなら、クリアは薄く数回に分けて確実に膜を作ってください。
本命は2液ウレタン|混ぜた瞬間から12時間の勝負が始まる
タンク塗装で使うべきは2液型アクリルウレタンです。主剤と硬化剤が化学反応して架橋するため、完全硬化後の塗膜はシンナーにも溶けません。イサム塗料のエアーウレタン クリヤー315mLは正規代理店価格2,200円(税込)で、「完全硬化後はシンナーにも溶けず、焼付塗装に匹敵する仕上がり」とうたわれています。
2液缶スプレーの構造は独特です。ソフト99のボデーペン ウレタンクリアー(320mL・税込2,415円)は、ボトル下部の金属ピンを硬い地面に垂直に押し込むことで、缶内で分離されていた主剤と硬化剤が混ざる仕組み。押し込んだら缶を逆さにして5〜10分放置し、反応を進めてから使います。
ここが最大の注意点で、一度混ぜたら12時間で完全硬化して缶ごと使えなくなります。1回使い切りです。つまり「今日はここまで、続きは来週」ができません。クリアを吹く日は、脱脂から最終コートまでを1日で終える段取りを組んでおく必要があります。
使う場面としては、タンク・サイドカバー・テールカウルをまとめて仕上げる日に1本使い切るのが理想的です。塗布面積は2〜3回塗りで約0.9〜1.4㎡なので、タンク1個なら余裕を持ってカバーできます。
実は、缶スプレーだから仕上がりが劣る、というわけではありません。デイトナのMCペインターは「プロが使う2液タイプのアクリルウレタン塗料がスプレー缶になった」製品で、塗料そのものはガンで吹くものと同じ系統です。差が出るのは塗料の質ではなく、吹き付け圧の安定性と塗り重ねの回数。意外と知られていませんが、缶を40℃程度のぬるま湯で温めてから吹くと内圧が安定し、粒子が細かくなって肌が整います。ただし直火やドライヤーでの加熱は破裂の危険があるため避けてください。
缶スプレーとスプレーガン、初期費用7万5千円の壁をどう見るか
スプレーガンを導入すると初回約75,000円。缶スプレー一式の8,237円と比べると約9倍です。それでも導入する価値があるのは、塗る面積が広い場合と、塗料を自分で調色したい場合です。
ガンの利点は3つあります。塗料の粘度と吐出量を調整できるので垂れにくいこと、1回の吹き付けで缶より均一に広がること、そして調色した塗料をそのまま使えることです。缶スプレーは吐出量が固定なので、狭い部位に近づけると一気に厚くなり、垂れの原因になります。
想定される使い方としては、タンクだけでなくサイドカバー・フェンダー・ホイールまで全塗装する人、複数台を所有していて年に何度か塗る人。年1回未満の頻度なら、缶スプレーのほうがトータルで安く済みます。
デメリットも正直に言うと、コンプレッサーは動作音が大きく、住宅密集地では時間帯を選びます。50Lクラスで運転音70dB台の製品が多く、夜間の使用は現実的ではありません。加えて使用後のガン洗浄にシンナーが必要で、その処理と保管も手間になります。
つや消しという選択肢|マット仕上げは傷が目立ちにくい
光沢仕上げだけが正解ではありません。デイトナのMCペインター 耐ガソリンペイントつや消しカラーは315mLで税込3,300円、現行ラインナップはマットブラック(品番94409)、マットホワイト(94410)、マットブルーグレー(94406)、オリーブドラブ(94403)、マットレッド(94401)、そして上塗り用のマットクリアーコート(95727)の6色です。
つや消しの実用的な利点は、細かい擦り傷や磨きムラが目立ちにくいこと。光沢面は洗車キズが光の角度で浮き上がりますが、マット面は光を拡散するので同じ傷が見えにくくなります。DIY初挑戦で肌の均一さに自信がないなら、マット仕上げのほうが結果的にきれいに見えることもあります。
似合うのは、オリーブドラブならスクランブラーやトラッカー系、マットブラックならカフェレーサーやボバー系。ビンテージ・クラシック風の車体づくりと相性のよい仕上げです。
注意点は補修とメンテナンスです。マット塗装はコンパウンドで磨くと、その部分だけツヤが出て逆に目立ちます。部分的な傷は磨いて消せないので、面単位での塗り直しが前提になります。ワックスやコーティング剤も光沢が出るタイプは使えません。
【独自比較】主要スプレー塗料6製品を価格・容量・耐ガソリン性で並べる

比較表で見る6製品|1缶あたりの容量と価格の実力差
タンク塗装に使える市販スプレーを、各メーカー公式サイトと正規代理店の公表価格で並べました。同じ「缶スプレー」でも、下地・カラー・クリアで役割が違い、価格帯も768円から3,300円まで4倍以上の開きがあります。
| 製品名 | 容量 | 価格(税込) | 役割 | 耐ガソリン |
|---|---|---|---|---|
| デイトナ MCペインター 耐ガソリンペイント | 315mL | 3,300円 | カラー/クリア | ○ |
| デイトナ MCペインター つや消しカラー | 315mL | 3,300円 | カラー(マット) | ○ |
| イサム エアーウレタン クリヤー | 315mL | 2,200円 | クリア | ○ |
| ソフト99 ボデーペン ウレタンクリアー | 320mL | 2,415円 | クリア | ○ |
| デイトナ MCペインター X04プラサフ | 300mL | 2,530円 | 下地 | - |
| ホルツ カーペイント MINIMIX | 300mL | 768〜1,868円 | カラー(ラッカー) | × |
※バイク乗りのミーティング調べ。価格は各メーカー公式サイトおよび正規代理店の2026年7月時点の公表価格。MINIMIXは車種・カラーにより変動。
デイトナ MCペインター|1缶で0.6〜1.0㎡、迷ったらこれ
バイク専用に設計された2液ウレタンスプレーで、タンク塗装の第一候補になります。315mLで1缶あたり0.6〜1.0㎡の2度塗りが可能。一般的な400ccクラスのタンクなら表面積は0.4〜0.6㎡程度なので、カラー1本とクリア1本で足りる計算です。
| 商品名 | MCペインター 耐ガソリンペイント |
| メーカー | デイトナ |
| 価格 | 3,300円(税込) |
| 内容量 | 315mL(0.6〜1.0㎡の2度塗り) |
| 塗料タイプ | 2液アクリルウレタン |
| 対応下地 | 金属、プラスチック(FRP・ポリカーボネイト等)、ラッカー・アクリル塗装面 |
強みは各メーカーの純正色に対応したカラーが用意されていること。カラーコードから選べるので、タンクだけの部分補修でも周囲との色差を抑えられます。ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキの主要カラーが品番で管理されており、たとえばカワサキのライムグリーン(カラーコード777)といった指定が可能です。
使う場面は、転倒でタンクを擦った部分補修、色あせた純正カラーの再生、他車カラーへのオールペイントなど。純正色を狙うなら車体のカラーコードプレートを先に確認してください。
デメリットは1缶3,300円という価格です。カラー・クリア・プラサフをすべてMCペインターでそろえると9,130円になり、DIYの旨みが薄れます。クリアをイサム(2,200円)に替える、プラサフをソフト99(実売901円前後)にする、といった組み合わせでコストを抑えるのが現実的です。詳細はデイトナ公式サイトで確認できます。
下地と脱脂の3点セット|ここをケチると全部やり直しになる
塗料の前に、下地と脱脂の準備品をそろえてください。プラサフ(プライマーサフェーサー)は錆止めと密着性向上、そして細かな傷を埋める役割を担います。デイトナのX04プライマーサフェーサー(シルバー/品番68658)は300mLで税込2,530円。アルミ材への食い付きを重視するならX06アイボリー(68662)、淡色系の発色を上げたいならX04Wホワイト(68660)という使い分けです。
安く済ませるならソフト99のボデーペン ホワイトプラサフ(品番08030)。300mLでオープン価格、実売は税込901円前後です。ストレートアクリル樹脂塗料で、鉄板が露出した部分の下塗りとして防錆効果と密着性を確保できます。塗り重ねは10分程度あけるのが目安です。
脱脂剤も必須です。ソフト99のシリコンオフ300(品番09170)は300mLのオープン価格で、実売600〜800円前後。スプレーして乾かないうちに柔らかい布で拭き取るだけです。デイトナのワックスオフ(品番68654・300mL・税込2,530円)でも同じ役割を果たせます。
ここを省くとどうなるか。手の脂やワックス成分が残ったまま塗ると、塗料が弾かれて「魚の目」のようなクレーターができます。プラサフを飛ばすと数か月で塗膜が剥がれ始めます。合計2,000円前後の工程を惜しんで、8,000円分の塗料を無駄にするのは避けたいところです。
タンク塗装の手順は7工程|順番と乾燥時間を守れば失敗しない
工程1〜2:ガソリンを抜いてタンクを降ろす
最初にやるのは燃料の抜き取りとタンクの取り外しです。給油口から手動ポンプで抜き、燃料コックやポンプ配線、ブリーザーホースを外してからタンクを持ち上げます。抜いたガソリンは金属製の携行缶に入れ、直射日光の当たらない場所で保管してください。
タンク内に燃料が残った状態で作業を進めるのは避けます。塗装中にタンクを傾けたり逆さにしたりする場面があり、給油口やブリーザーからガソリンが漏れると、火気がなくても揮発したガスが室内にたまります。
取り外したら、コック取り付け部やタンクキャップ、エンブレム類も外します。エンブレムは両面テープ止めが多く、細いピアノ線を挟んで引き切ると塗装面を傷めずに外せます。ネジ止めのものは戻すときのために順番を写真に撮っておくと確実です。
注意したいのは、外したパッキン類が硬化しているケースです。10年落ちの車体だと燃料コックのOリングが潰れて戻せないことがあり、組み付け時に燃料漏れの原因になります。塗装の作業日と一緒にパッキン類を注文しておくと二度手間を防げます。
ガソリンは引火点が氷点下40℃前後で、常温でも揮発したガスに火が着きます。抜き取り・塗装ともに火気厳禁、換気を確保したうえで作業してください。空になったタンクの中にも可燃性の蒸気が残るため、タンクへの穴あけや溶接は絶対に自分でやらないこと。凹み修理で溶接が必要な場合は専門業者に依頼します。保管や運搬のルールは総務省消防庁の案内も確認しておくと安心です。
工程3〜4:足付けとプラサフ|番手の選び方が仕上がりを決める
旧塗膜を残して上から塗る場合は「足付け」から始めます。耐水ペーパーの400〜600番で全体を水研ぎし、光沢を完全に消してツヤ消し状態にします。ここで光沢が残っていると、その部分だけ塗料の食い付きが弱くなって後から剥がれます。
凹みや深い傷がある場合はパテを使い、120番→240番→400番と番手を上げて成形します。パテの盛りすぎは削る手間が増えるだけなので、へこみの深さぎりぎりまでにとどめるのがコツです。
足付けが済んだら脱脂して、プラサフを吹きます。1回で厚く乗せず、10分程度の間隔をあけて2〜3回に分けるのが基本。乾燥後は600〜800番で研いで面を平らにし、再度脱脂します。この時点でタンクの表面を横から光にかざし、うねりが残っていないか確認してください。
注意点は水研ぎ後の水分です。タンクとフレームの隙間や給油口のフチに水が残ったまま塗ると、塗膜の下に水分が閉じ込められて白濁や膨れの原因になります。エアブローで飛ばすか、最低でも半日は乾かしてから次に進みます。
工程5〜6:本塗りとウレタンクリア|12時間ルールを外さない
カラーは「薄く3回」が基本です。1回目は色が乗り切らなくても構いません。捨て吹き程度で20cm前後離し、10〜15分あけて2回目、さらに間隔をあけて3回目で色を決めます。1回で厚く吹くと必ず垂れます。
カラーが乾いたら(気温20℃前後で1〜2時間、できれば一晩)、クリアに移ります。2液ウレタンクリアは混合後12時間で完全硬化して使えなくなるため、混ぜたその日のうちに全コートを終わらせる段取りが必須です。ソフト99のボデーペン ウレタンクリアーなら、金属ピンを押し込んで缶を逆さに5〜10分置いてから吹き始めます。
クリアも薄く3〜4回。最後の1回だけはやや近づけて、表面が濡れたように光る「ウェット」な状態を作ると肌が整います。ここは垂れる寸前を狙う工程なので、タンクを立てず寝かせて水平面を作ると失敗しにくくなります。
注意点は気温と湿度です。気温が10℃を下回ると硬化が進まず、湿度が高い日はクリアが白く曇る「カブリ」が出ます。塗装に向くのは気温20〜25℃、湿度60%以下。梅雨時や真冬の屋外作業は避けたほうが無難です。
工程7:研ぎ出しと磨き|1週間待てるかどうかが分かれ目
クリアを吹き終えたら、まず触らずに放置します。指触乾燥は数時間で来ますが、完全硬化には1週間前後かかると考えてください。この間に磨くと、柔らかい塗膜にコンパウンドの傷が入って曇ります。
1週間経ったら研ぎ出しです。2000番の耐水ペーパーで肌の凸部だけを軽く均し、細目→極細目のコンパウンドで磨き上げます。おもしろ塗装工房のDIY内訳でもコンパウンドは1,296円と計上されており、この工程まで含めて8,237円という計算です。
この工程をやるかどうかは目的次第です。街乗り主体で「遠目にきれいならいい」なら、クリアを吹きっぱなしでも十分。映り込みまで整えたいなら研ぎ出しに半日かけます。
注意点は、研ぎ出しはクリアが厚くないと成立しないことです。クリアが2回塗りしかない状態で2000番をかけると、あっという間にカラー層が出てしまいます。研ぎ出す前提なら、クリアは最初から4回重ねておくこと。ここが「厚く塗る」ではなく「薄く多く重ねる」を守る理由です。
錆びたタンクはどうする?塗る前に片付けたい下地トラブル3つ
内部の錆は花咲かGで処理|10〜20倍希釈で半日から3日
外側を塗る前に、まずタンク内部を確認してください。給油口からライトを当てて赤茶色の粉や斑点が見えたら、内部が錆びています。定番の処理剤が栄技研の花咲かG タンククリーナー(1L)で、2026年8月1日からの新定価は税込7,150円(税抜6,500円)です。改定前は6,380円前後で流通していました。
使い方は10〜20倍に希釈した液をタンクに注入し、半日から2〜3日置くだけ。錆を溶かすと同時にトリートメント効果で新たな錆の発生を抑えます。1Lあれば10〜20Lの希釈液が作れるので、一般的な12〜17Lのタンクなら1本で満たせる計算です。
向いているのは、しばらく不動だった旧車を復活させる場面や、燃料フィルターがすぐ詰まる症状が出ている車体。錆片がキャブレターやインジェクターに回る前に処理しておくと、あとの出費を抑えられます。
注意点は処理後の乾燥です。水抜きが不十分だと内部がすぐ再発錆します。処理液を抜いたら水でよくすすぎ、ドライヤーの冷風やエアブローで完全に乾かしてから燃料を入れてください。また、樹脂タンクや内部コーティング済みのタンクには使えないので、素材を確認してから作業します。
外装だけきれいにして満足したものの、3か月後に給油口まわりの塗膜が点々と膨れてきた——という失敗が起こりがちです。原因は、内部の錆が鉄板を裏側から侵食し、腐食で発生した膨らみが塗膜を押し上げたこと。塗る前に給油口からライトを当てて内部を確認し、赤茶けた斑点があれば先に花咲かGで処理してから外側の作業に入るのが正しい順番です。外を塗ってから内部処理をやり直すと、塗料代8,000円分がまるごと無駄になります。
凹みと外側の錆|自分でやるか業者に出すかの分岐点
タンクの凹み修理は業者で約5,000円〜が相場です。おもしろ塗装工房も5,000円〜、ユサワ自動車も凹み修理費用5,000円〜と公表しており、金額感はほぼ一致しています。塗装とセットで頼めば、下地作りから一貫して任せられます。
DIYで対処できるのは、パテで埋められる浅い凹みまでです。深さ2mm程度までならポリパテで成形して研げば目立たなくなります。ただしタンクの平面部にある大きなエクボは、パテを盛ると面のうねりが余計に目立つので、板金からやり直すほうが早いケースもあります。
デントリペア(へこみを裏から押し戻す技法)はタンクには使いにくい技術です。裏側にアクセスできないため、専用の吸盤や引っ張り工具を使うことになり、素人が試すと周囲を歪ませるリスクがあります。
外側の表面錆は、400番の耐水ペーパーで落としてから錆転換剤またはプラサフで封じます。ただし穴が開くほど進行した錆は塗装では止められません。給油口の裏やタンク底面のシーム部に錆が回っている場合は、タンク自体の交換を検討したほうが結果的に安く済みます。
旧塗膜の剥離は1万〜2万円|剥がすべきか残すべきか
業者に旧塗膜の剥離を頼むと10,000〜20,000円かかります。バイクサップなどが挙げる相場では剥離料金は5,000〜12,000円という数字もあり、タンクの状態と面積で幅があります。
そもそも剥離が必要になるのは、旧塗膜が浮いている、過去に厚塗りされて肌が波打っている、ラッカーの上にウレタンを重ねたい、といったケースです。逆に純正塗装が健全なら、足付けして上から塗るほうが手間もリスクも少なくなります。
DIYで剥がす場合は剥離剤か、80〜120番のペーパーによる機械的な除去です。剥離剤は強アルカリや有機溶剤を含み、皮膚に付くと化学やけどを起こすため、耐溶剤手袋と保護メガネが必須。作業は屋外か換気の効く場所で行います。
注意したいのは、剥離すると鉄板が完全に露出することです。むき出しの鉄は数時間で表面が酸化し始めるので、剥離が終わったらその日のうちにプラサフまで進めるスケジュールを組んでください。「今日は剥がすだけ」で一晩置くと、翌朝には薄い錆が浮いています。
キャンディやフレークはいくら?カスタムペイントの料金構造
塗り方で3倍変わる|ソリッド・パール・キャンディーの価格差
同じタンクでも塗り方で料金は大きく変わります。おもしろ塗装工房の相場表では、400ccネイキッドでソリッド30,000円〜、パール40,000円〜、キャンディー50,000円〜。1000ccクラスならキャンディーで70,000円〜です。
| 車格 | ソリッド | パール | キャンディー |
|---|---|---|---|
| オフロード車 | 20,000円〜 | 30,000円〜 | 40,000円〜 |
| 400ccネイキッド | 30,000円〜 | 40,000円〜 | 50,000円〜 |
| 1000ccクラス | 50,000円〜 | 60,000円〜 | 70,000円〜 |
※おもしろ塗装工房公表の相場表をもとに、バイク乗りのミーティングが整理。凹み補修5,000円〜、旧塗膜剥離10,000〜20,000円は別途。
価格差の理由は工程数です。ソリッドは色を乗せてクリアで止めるだけですが、キャンディーは下地の金属感を透かして色を重ねるため、下地シルバー→キャンディーカラー→クリアと最低3層。しかも色ムラが出ると全部やり直しになるので、技術料が上乗せされます。
選ぶ場面としては、車検や下取りを意識するなら純正系ソリッド、イベントや写真映えを狙うならキャンディー。パールはその中間で、日中と夕方で表情が変わる落ち着いた仕上がりになります。
注意点は、キャンディー塗装は補修が難しいことです。部分的に飛び石でクリアが欠けても、同じ層構造を再現しないと色が合いません。ツーリングメインで走行距離が伸びる1台なら、補修しやすいソリッドを選ぶという判断も現実的です。
フレーク仕上げは14万円超|専門店の価格帯を知っておく
ラメを大量に混ぜるフレーク仕上げは、さらに別の価格帯になります。カスタムペイント専門の飴色塗装店が公開している料金表では、ヨーロピアン系・スポーツスター(〜12.5L)のタンクのみで55,000円〜。17.5Lクラスのダイナ系・スポーツスターだとフレーク極細目145,000円、細目160,000円、粗目220,000円という設定です。
クラシック系のタンクになると極細目175,000円、細目190,000円、粗目260,000円まで上がります。粗いフレークほど高くなるのは、粒子を均一に散らす吹き付けと、凸凹を埋めるためのクリア層の厚みが必要になるからです。
この価格帯が向くのは、ハーレーやチョッパーなど1台に長く手を入れていく前提の車体。10年単位で乗る想定なら、年あたりのコストとしては見合う投資になります。
注意点は納期です。層を重ねるぶん乾燥待ちが積み上がり、繁忙期は1か月以上かかることもあります。ツーリングシーズン直前の依頼は避け、冬場のオフシーズンに出すのが現実的です。
DIYでキャンディーに挑戦するなら|下地シルバーが要になる
キャンディー塗装は缶スプレーでも挑戦できます。鍵になるのは下地です。デイトナのMCペインター下地塗料には、CB1 キャンディ下地シルバー(極粗目/品番68664・300mL・税込2,530円)が用意されており、上塗りのキャンディーカラーと組み合わせることで透明感と奥行きが出ます。
手順は、プラサフ→下地シルバー→キャンディーカラー(薄く4〜6回重ねて濃度を作る)→ウレタンクリアの4段階。キャンディーは重ねた回数で色の濃さが決まるので、途中で「もう1回」を繰り返すと当初のイメージより暗くなります。同じ回数を全面に均一に吹くのがコツです。
実際に塗るなら、いきなりタンクではなく不要な鉄板やサイドカバーで練習してから本番に入ると失敗が減ります。缶スプレー3〜4本で試せるので、練習代は1万円程度です。
デメリットは、ムラが出たときに部分補修できないことです。キャンディー層は透明色なので、薄い部分だけ吹き足すとその箇所が濃くなって帯状の跡が残ります。ムラを見つけたら全面を研いでやり直す前提で、時間に余裕のある日に取りかかってください。
| 住所 | 栃木県栃木市西方町真名子1113 |
| 電話番号 | 0282-92-8377 |
| 塗装工賃 | ソリッド30,000円〜/2コート35,000円〜/3コート40,000円〜/特別色50,000円〜 |
| 追加費用 | 調色費用3,500円〜/凹み修理5,000円〜/ライン・マーク加工は別途相談 |
| 公式サイト | 公式サイト |
街乗りかツーリングか|走り方で変わる仕上げの選び方
街乗り・通勤メインなら|傷が目立たないマット仕上げ
通勤や近所の買い物で毎日使う1台なら、つや消し仕上げが扱いやすい選択です。駐輪場での接触や、雨天走行後の拭き取り時に入る細かい傷が目立ちにくく、洗車の頻度が低くても見た目が保てます。
MCペインターのマットブラック(94409)やマットブルーグレー(94406)は315mLで税込3,300円。2液ウレタンなので給油口まわりのガソリン垂れにも耐えます。マットクリアーコート(95727)を上から吹けば、つや消しの質感を保ったまま塗膜を保護できます。
想定シーンとしては、屋外駐輪の通勤車、ヘルメットホルダーやチェーンロックが車体に当たりやすい環境、あるいは盗難リスクを考えて派手な色を避けたい人。オリーブドラブ(94403)は目立ちにくさと見た目の良さを両立できます。
デメリットは前述のとおり、部分補修が効かないこと。それと、マット面は油分が付くとシミになりやすく、素手で触った跡が残ることがあります。給油のたびに拭くなら、専用のマット対応クリーナーを1本用意しておくと安心です。
ツーリング主体なら|クリアを厚くして飛び石に備える
高速道路や峠を長距離走る使い方だと、タンクは前輪が跳ね上げた砂や虫の直撃を受けます。ここで効くのがクリア層の厚みです。イサムのエアーウレタン クリヤー(315mL・税込2,200円)やソフト99のボデーペン ウレタンクリアー(320mL・税込2,415円)を使い、通常の3回より1回多く重ねておくと、細かい飛び石の当たりで下地まで到達しにくくなります。
あわせて検討したいのがタンクパッドとプロテクションフィルムです。ニーグリップでジーンズのリベットが当たる部分と、タンク前端の飛び石が集中する部分に貼っておくと、塗り直しの周期が延びます。塗装完了から1週間の完全硬化を待ってから貼ってください。
使う場面は、年に何度も1日300km以上走るロングツーリング派、キャンプ道具をタンクバッグに載せる人。マグネット式タンクバッグを使うなら、間に薄い保護シートを挟むと擦れ傷を防げます。
注意点は虫の死骸です。夏場の高速走行で付着した虫を放置すると、体液の成分でクリアが侵されて跡が残ります。走行後はできるだけ早くぬるま湯で緩めてから拭き取るのが基本で、硬いスポンジでこすると傷が入ります。
旧車・SR系なら|純正色再現とエンブレム位置がポイント
SR400やXSRのようなクラシック・ネオクラシック系は、タンクのラインやエンブレムが車体の印象を決めます。純正色を再現するなら、MCペインターのように各メーカー純正カラーコードに対応したスプレーを選ぶのが近道です。カラーコードは車体のラベルまたは取扱説明書で確認できます。
SRの場合、年式によってタンクのラインの入り方やエンブレムの形状が異なります。塗る前に必ず現状を複数の角度から撮影し、ラインの始点・終点をタンク上のリブや溶接シームからの距離でメモしておくと、マスキングで再現しやすくなります。
タンクエンブレムは新品を用意しておくのが無難です。長年貼られていたエンブレムは剥がす際に爪が折れやすく、外れても粘着面が劣化して再接着できないことがあります。部品番号で純正を注文するか、社外のリプロ品を探しておきましょう。
気をつけたいのは、タンクだけ新品同様になるとサイドカバーやフェンダーの色あせが際立つことです。SRは経年で赤系・青系が退色しやすいので、タンクを塗るタイミングで外装一式をまとめて塗るか、あえて全体をつや消しで統一するという方向もあります。
タンクを塗り替えるとなると、他のカスタムにも手を伸ばしたくなります。SR系のカスタムは費用と車検対応の兼ね合いを先に整理しておくと、順番を間違えずに済みます。

塗った後をどう保つか|洗車とワックスの落とし穴
塗り替えた直後のケアで、その後の持ちが変わります。ウレタン塗膜の完全硬化には1週間前後かかるため、この期間はワックスやコーティング剤を使わないでください。未硬化の塗膜に油分を乗せると、硬化が阻害されて表面がべたつくことがあります。
洗車も同様で、最初の1週間は水洗いと柔らかい布での拭き取りだけにとどめます。高圧洗浄機はマスキング境界やエンブレムのフチから水を押し込むため、当分は使わないほうが安全です。
硬化後は通常のケアに戻して構いません。屋外保管なら紫外線対策としてカバーをかけると退色を遅らせられます。マット仕上げの場合は、光沢が出るタイプのワックスを避け、マット専用のメンテナンス剤を使ってください。
塗装面を長持ちさせるなら、日常の洗車方法も見直しておきたいところです。集合住宅で水が使えない環境なら、水なし洗車という選択肢もあります。

「バイクを洗いたいけれど、うちのマンションには水道もホースもない」「洗車のたびに近所のコイン洗車場まで走るのが面倒」——そんな悩みを持つライダーは少なくありませ…
まとめ:8,237円のDIYか3万円台の依頼か、判断軸は3つだけ
バイクのタンク塗装は、道具と手順さえ押さえれば1万円以内で始められる作業です。ただし「安く済む」のは缶スプレーで塗る場合に限られ、スプレーガンを導入すれば初回だけで約75,000円かかります。逆に業者に頼めば400ccネイキッドのソリッドで30,000円〜、キャンディーなら50,000円〜、フレーク仕上げの専門店では145,000円を超える世界もあります。
どちらを選ぶにしても、判断を左右するのは金額より条件です。風の少ない作業場所を確保できるか、純正色をどこまで正確に再現したいか、乾燥待ちを含む3〜5日の工期を許容できるか。この3つのうち2つ以上をクリアできるならDIYで挑む価値があります。1つでも大きな不安が残るなら、剥離や凹み修理だけ業者に任せて塗りは自分でやる、という分担も選べます。
最初の一歩としておすすめしたいのは、タンクを外す前に給油口からライトを当てて内部を確認することです。赤茶けた斑点が見えたら、花咲かG タンククリーナー(1L・2026年8月1日から税込7,150円)で内部処理をしてから外装に取りかかってください。この順番を守るだけで、「塗ったのに数か月で膨れた」という一番もったいない失敗を避けられます。
内部がきれいなら、次はソフト99のシリコンオフ300(300mL・オープン価格)とボデーペン ホワイトプラサフ(300mL)を買ってきて、耐水ペーパー400番での足付けから始めましょう。カラーとクリアは、デイトナのMCペインター 耐ガソリンペイント(315mL・税込3,300円)とイサムのエアーウレタン クリヤー(315mL・税込2,200円)の組み合わせが手堅い構成です。週末2回分の時間を確保できれば、次のツーリングは塗り替えたばかりのタンクで走り出せます。
※価格・仕様は2026年7月時点で各メーカー公式サイトおよび正規代理店の公表情報をもとに記載しています。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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